母父トニービン

明るいところで読んでね

競馬負けた

 くしゃみが止まらない。なんだこれ。調べたらこの時期にもイネだとかの花粉が飛ぶらしい。梅雨入りしたのに雨が降らなくて乾燥してるのもあるだろうか。

 そんな感じで朝から競馬行ったら思いっきり負けた。昼前から風が強くなってずっとくしゃみしてた。わずかな小当たりはあったもののこれだけしっかりと負けたのは久し振りじゃないのか。

 メインレースのエプソムカップは、単複で狙ったクラリティシチーが4着、馬連4頭ボックスのマーメイドSは1着-3着で2.3着はハナ差。他にも単勝を買えば2着だとか、とにかく精神的に辛い負け方だった。

 競馬新聞売り場にNewspaperってでかでかと表示されてて、その訳で合ってるのかよと思って調べたらhorse racing newspaperで合ってるみたい。載ってるの全然newsじゃないと思うけどどこも同じなんだな。ロゴタイプのぬいぐるみは今日も売ってなかった。それと付設の競馬博物館に初めて入ったらまあまあ面白かった。

 競馬終わりの飲み会でいろいろ話してたら俺がジャングルポケット産駒にやたら詳しいことがわかった。やっぱり俺はトニービン系には思い入れがあるらしい。最後に母父トニービンの競走馬についても話した。

 じゃあその元々の理由はなんなのかと考えてみると、競馬を始めた頃は大種牡馬サンデーサイレンスの産駒がなんでもかんでも強かったのに対して、トニービン産駒は東京競馬場に限ってはサンデーサイレンスと同等かそれ以上に強かった。

 競馬場といえば東京競馬場の開催にばかり行っていたので馬券の実利的なところももちろんあったし、大レースが東京競馬場に多かったのもあっていつの間にかトニービンが好きになっていた。坂を苦にしない、雨の重馬場でも走る、ハイペースに強い、など安定したところも好みだった。

 帰りの電車を降りた途端にまたくしゃみが始まる。夜道にくしゃみが響くのはとても恥ずかしい。

 

 まあそんな感じなんですよ。ええ。この前ブログの楽しみ方って書いたけどあれだな、ブログを楽しんで書くかどうかじゃなくて自分が思ったことや楽しかったことをブログに書くのが楽しいのかもしれない。ダーツだって昔の思い出をなんとなくブログに書かなかったらやりに行ってなかった。

 俺のブログってエントリ単位で完結しないな。させようとしてないからか。デアゴスティーニのやり方を踏襲してます。この漢字がとうしゅうなのかしゅうとうなのかいつもわからなくなります。踏、って漢字しゅうって読めそうな感じしない?ワンチャンあるっしょ?

 この前こんな感じでワンチャンの使い方がなんかずれてる中高生を見かけたけど詳しくは忘れた。エゴサの使われ方も最近変わってきている気がする。

 それとガキの使いのオープニング曲がもう完全に馴染んでるのすごいよな。

ダャーツェ

 なんかこの間ダーツの話したら、あれ?ダーツやる?と思い立って久し振りにダーツをやった。下手同士でそこそこ競り合って楽しかったけど、楽しんだ代償として右腕の痛みが3日残った。炎殺黒龍波かよ。

 そんでその痛みがおさまったらまた1人でマイダーツ引っ張り出して投げに行っちゃった。漫画喫茶みたいなとこだとめっちゃ安いんだもん。

 

 そういえば俺のマイダーツは貰い物だったわ。友達が常連だったダーツバーで「初心者の人、〇〇点以上のスコアを出したら店長からマイダーツをプレゼント」みたいなのがあって、それでけっこう頑張ってスコア出して貰ったんだった。500点だったかな。

 ダーツはあげるけど入れ物はしょぼいから自分で買ってきてねってことだったので、専門店に買いに行ったら2500円くらいしてなんかむかついたの覚えてるなぁ。そこで洒落た羽根も買ったんだった。

 その入れ物を久し振りに開けたら昔使ってたプレイカードみたいなのが残ってて、昔の自分のベストスコアが判明した。投げてるうちにそのベストスコアが大したことないのに気づいて、これ今日中に更新しちゃうだろ、と思ってたら案の定更新した。なにそれ。

 帰ってそのプレイカードをネットで見てみたら最後にやったの7年前だってよ俺。そんだけ空いてすぐ更新されるなんて一体なんのベストだったんだよ。7年前ってブブゼラだぞお前。まだオルフェーヴルもデビューしてねえぞ。というか震災前か。震災前の世界観なんてもうなんにも覚えてないなー。

 まあ当時はなんか意味わからないまま投げてたしな。まだアルバム2枚しか出してないアーティストのベストアルバムみたいなもんだったんだろう。人生経験というか総合力みたいなものもダーツの腕に関係あるんだな、という気がした。

 週4で投げ込めば「充分上手いと認められるランク」までいけるんだって。週4か。高校生のバイトより頑張ってんなそれ。

 

 ダーツはあの無心になろうとする感じがちょっと気持ちいい。といっても研ぎ澄まされる感覚みたいなかっこいいやつは今のところ感じない。投げ続けると疲れてきて、それで肩の力が抜けて集中してくる感じがなんかいいね。「あーもうええわ」ってならない。

 競馬場で新聞見ながらマークシート記入してる時の狂乱とは全く違う。馬券は買うまでに情報を集めて考えることが多いし、買ってからもそのレースが終わるまで結果が見えないけど、ダーツは投げればすぐ刺さるもん。

 ブログも何かそういう、「楽しみ方」みたいなものがあるのかな。ブログの何を楽しむのかよくわからない。これなんなの。俺は入り口が違ったのかな。デパートの搬入口みたいなとこから入っちゃったからショッピングの楽しみ方がわからん。

 

 っていうかフォームが悪いのか知らんけど何時間も投げてたら右足が痛くなった。帰り道を歩くのにちょっと支障が出るくらいだった。投げるのは手なのに足が痛くなるのなんなの。「ダーツやったら足が痛くなった」ってなんなの。

 何年か前にロードバイクのちょっとしたイベントみたいなレースに人数合わせで出たことがあって、その時もペダルを漕ぐ脚よりもハンドルを持つ手と腕のほうが疲れてびっくりしたなぁ。

ロゴタイプ強すぎワロタ

 

 ロゴタイプが走るのを見に東京競馬場へ行ってきた。

 天気も良くて暑すぎず、カラッとした初夏のいい日だった。

 

 ロゴタイプは本当に強い馬だな。自分でペースを作ってあのタイムで残すなんて強すぎるだろ。強い馬にしか残せない結果だし、強いと思っていないとできない競馬だ。

 ずっと「この馬は強い」と思っていても、思っている・信じている・夢見ている、のうち自分がどの状態なのか冷静に認識できていなかったものを、実際に現実として目の当たりにするともはや喜ぶこともなくただ感動する。

 

 コース近くの残り100mあたりでレースを見ていたから全体の状況はよくわからなかった。

 それでも内でロゴタイプが抜け出すのははっきりとわかって、勝てる勝てる勝てる、おいおい勝てるぞ勝てるぞ勝てるぞ、勝てる勝てる勝てる、勝てる勝てる勝てる、と頭の中で繰り返していた。そしてゴール時にはおそらく差しきられていることもわかった。

 力は出し切ったので負けても清々しいだとか、あと一歩だったのに悔しいだとか、そういう感想はない。勝ちに等しい負け、とも思わない。うわー馬券はずれたーとは思った。

 それでも本当に強かった。強いなぁこの馬・・・と思ったら感情が込み上げてきた。それが少し落ち着くと、汗をかいていたことに気付いた。風が涼しい。すぐ出口に向かって電車に乗った。

 

 なんと言うか、今回はサトノアラジンの番だったんだな。素直にそう思える。もちろんロゴタイプが勝ってくれれば最高だったけれど、去年ロゴタイプがここで勝っているからこそそう思うのかもしれない。

 しかしロゴタイプがもし田辺に出会っていなかったらここまでの結果が残せていただろうか、と考えると、巡り合わせというものは本当に大きなものだと感じる。誰が乗っても強い馬というのは存在するけれど、この馬はおそらく違う。

 最初に田辺がこの馬に乗ると決まった時に、あの騎手ならと期待したことをよく覚えている。それでもまさかここまで来るとは・・・本当に。

 

 

 

 ロゴタイプが強いのは当然として、

 

・次点がサトノアラジンステファノス

・グレーターロンドンとアンビシャスが惑星

・この混戦なら香港馬は押さえる必要がありそう

エアスピネルは絶対こない

イスラボニータも来るとは思えない

・レッドも軽視

クラレントかわいい

 

 というほぼ完璧な予想だったのに馬券が当たらなかった。なんだこれは。買ったの馬連だぞ。もちろんロゴタイプ単勝も買った。

 競馬場に行く前はこんなのボックス以外で買いようがないだろうと思っていて、ロゴタイプサトノアラジンステファノス、グレーターロンドン、アンビシャスに香港、そうなると点数多いから切るならグレーターロンドンとアンビシャスかな・・・とぼんやり思っていた。

 競馬場に着いてから見た第9・10レースが芝で、どっちも外が全然伸びてなかったから、じゃあ福永買いたくないなー、川田は・・・内を突けなくはない・・か?それより横山典のアンビシャスが内枠からいつもより前目につければ・・・!とか思って崩れていったんだよね。

 パドック見たら香港馬は元気ないわアンビシャスが良く見えるわで(ロゴタイプは今まで生で見た中で一番良かった)、アンビシャスから馬連を買ってみるのもいいかもな、と思い始める。

 最後までパドックにいたためにきちんと予想を組み立て直す時間がなくなって、あとは流れで記入したマークシートを見た時に「何か根本的に間違っているんじゃないか・・・」と一瞬よぎったのは覚えている。

 

 だめなんだよ。平日になんとなくでも予想してから競馬場に行った場合、メインレースは着いてすぐ買うくらいじゃないと必ず後悔する。後から買い足すことはできても、当初の予想に立ち返ることは難しい。

 事前にツイッターで予想とかつぶやけばその通りに買うのかな。

 

 かしわ記念が当たったから勝ってるはずなのに、それ以外はあまりにもちぐはぐな春のG1シーズンだった。

 それとファンファーレに合わせてオイオイ言うのについて一部で批判があるけれど、あれやりたくなる気持ちもわかるんだよなぁ。やらないけど。

20130516

朝起きて、洗濯物を干してからぼけーっとテレビを見て昼寝。

目が覚めてからうだうだした後、夕方に近所の公園へ行って読書を楽しんだGW最終日は最高だった。

 

あの夕立ちさえ無ければ。

 

読み始めて1時間後、雨が降るかどうか非常に微妙な空模様になってくる。

あぁ、これはキリの良いところまでにして帰ろう、と思うもなかなかキリがつかない。
しかも焦りながら読むと内容が頭に入ってこないので二度三度と同じところを読み返す悪循環。

ゆっくりと暗くなってくる空。

もう無理だ、これは降る。

しおりを挟んで鞄に入れ、歩き始めて2~3分するとポツポツと降り始める。

 

慌てて家に帰ると同時に止む

洗濯物(ちょい濡れ)一応取り込む

結局本降りにはならず

本の続きを読む気にもならず

いつの日も今日のこと忘れず(忘れず)

お前との約束果たす必ず(必ず)

 

俺はラップは嫌いだ。

ポップロックは割と好きだ。

 

 

 

春のG1が何連戦なのか知らないけど、とりあえず天皇賞NHKマイルカップヴィクトリアマイルの感想を。

 

天皇賞

フェノーメノトーセンラー

 

ゴールドシップはそんなに好きではないがガチガチの本命、買う気にはなれないが逆らう気にもなれない。

当日の福島競馬で好調だったため適当かつ無駄に買い、当然のように外れる。

自分から外したと言ってもいい。
なぜユニバーサルバンクの単複を買ったのか、我が事ながら推理する手掛りすらない。

 

勝つとは全く予想していなかったフェノーメノが勝ったことは素直に嬉しい。

ゴール直後、周囲にいるギャンブラー達のほとんどが白けている中で拍手をしてしまった。

馬も偉いが、騎手も偉い。

 

NHKマイルカップ

マイネルホウオウインパルスヒーロー

 

出走馬のうち4分の3が名前を聞いてもピンとこない馬なので、現地で適当に買いここも無事に外しておく。

柴田大知のG1初勝利。

この騎手は何か「おめでとう!よかったな!」と素直に言えてしまうところがある。

このレースは他と比べて騎手のG1初勝利が多い印象。

2013 柴田大 マイネルホウオウ

2012 秋山 カレンブラックヒル

2009 藤岡康 ジョーカプチーノ

2007 内田 ピンクカメオ

2002 勝浦 テレグノシス

G1としての格を維持できていないのではという意見もあるが、こうして並べてみると非常に重要なG1レースという気もしてくる。

とは言うもののNHK交響楽団がファンファーレの生演奏をやらないのであれば、G1レースとして行う意義のうち大半を失っているようにも感じられる。

 

ヴィクトリアマイル

ヴィルシーナホエールキャプチャ

 

直線でマイネイサベルが先頭に立った時は興奮した。

最後まで粘りきることができず3着に敗れたが、気持ちの良い負け方だ。

しかし仮に抜け出して1馬身ほどの差をつけて勝とうものなら、味気ないレースに見えていたのではないだろうか。

先行馬は見せ場を作って最後の最後で散る、そんな儚い姿が最も美しい(個人的見解)。

 

接戦をものにして、遂にG1馬となったヴィルシーナは元々好きな馬だった。

馬主はご存知"ハマの大魔神"佐々木主浩

クイーンCの勝ち方を見て惚れ込み、桜花賞では惜しい2着。

残念だがむしろ良い内容だった。

しかし期待したオークスでは5馬身も離されて勝ち馬の引き立て役に。

仕切り直しのローズSでまたしても2着に敗れるのを見て、三冠ラストチャンスの秋華賞を前にして応援する心が完全に折れる。

そのまま気持ちも離れてしまい、それ以降は名前を聞く度に切ない気持ちになった。

淡い恋の終わりは切なさだけが残る。

ジェンティルドンナの名前を聞いた時も同様に切なくなる。

ジェンティルドンナが悪いわけではないのだが…。

 

ともあれG1を勝つことができてまぁ良かった。

昔好きだった女の子が結婚した、と人づてに聞いた時のような気分だ。

古いアルバムをめくるような気持ちでウィキペディアを見ていたら、名前の意味は「頂上」(ロシア語)。

ああそういえばそんな意味だって前にどこかで見たな、今となっては皮肉な名前とも思えるが、今回でようやくひとつの頂上に立ったわけだ。

などと心のアルバムを眺めながら微笑んでいたが、次の一文で我に返る。

 

馬主である佐々木の妻、タレントの榎本加奈子の命名である。

 

私が抱いていた淡い恋心は消え去り、私は大人の階段を登り切った。

せせせー

 そーいやオバマさん来てそろそろ1年経つんだな。なんか世の中は逆の方向に進んでるような気もするけど。

 

 

 なかなか抜け出せそうにないくらいにハマっていることを「沼」って表現するんだって。堕ちていくみたいなイメージなんだろうか。

 なんだろう。なんか腹立つんだよなその表現。「いやー、沼ですわwww」みたいなちょっと得意げな表情が腹立つ。そいつダーツとか好きで羽根の柄とかに凝ってそう。

 そーいや俺も一時ダーツにハマってたなぁ。マイダーツ買ったわ。羽根はそこそこシンプルな柄にしてた。つまりシンプルな羽根にすることに凝っていた。マイダーツってカタカナで書くと超ださいな。あとカタカナで書くとださいのはバンドマンね。

 一人で漫画喫茶みたいなとこ行って投げてたりしたなー。集中が高まってくると真ん中の点数高いとこがぶわーってでかくなっていって、盤の半分くらいの大きさに見えてくるのよ。

 ダーツバーにも何度か連れてってもらったけど他の人のレベルが高すぎて対戦する気にもなれなくて、常連同士の対戦が終わった後に一人で投げてた。

 俺は集中しすぎて3投目まで集中力が続かなくて、なんとなく流れで3投目いっちゃうのがちょっと勿体無いねって言われた。

 あれ初心者がちょっと上手くなると真ん中のすぐ近くの点数低いところに入ることが増えて、逆に点数伸びなくなるんだよね。それを乗り越えてまた上向き始めていったような記憶はあるけど、中級者にも満たないところでいつしかやらなくなった。

 

 

 俺紫陽花好きだったわ。忘れてた。忘れてないけどそういう実感がないままずっと過ごしてたから、久し振りに見るとこそうそうこの感じ、ってほっとする。

 そんでほんとに湿気が出始めると同時に色付くんだな。誰か「はいっ!今!」って言ってるだろ。ピッ!って手旗を上げてるだろ。

 そうそうこの感じって思うわりに、具体的にどこが好きなのかよくわからない。あたしのどこが一番好き?とか困るよねあれ。色かな。色っつってもどの色がどうってこともないしなぁ。

 もしかしたら味かもしれない。天ぷらにして食べたりするらしいじゃん。食べたことないし特に食べたいとも思わないけど、これだけ惹かれるんだから遺伝子レベルで絶対なんかありそう。食べてみるとすごく体調が良くなったりするかもしれない。

 ちなみにアイコンにしてる紫陽花は白だからね。夕暮れの時間帯に撮ったら青味がかって見えてなんか不思議だった。

 

 

 「ほぼゼロ回答」って言葉なんやねん。カタカナのゼロって全くのゼロであることを強調させるために用いるって印象があるから、ほぼがつくとなんかよくわからなくなる。

 「ほぼほぼ完了してます」も混乱する。「完了してます」ならdoneの感じあるし「完了目前です」ならマラソンの40km地点は越えてもうスタジアム入ってきてるなって感じがある。

 でも「ほぼほぼ完了」はもちろん完了ではないし、そこに「してます」がくっついてくるともう進行形みたいな雰囲気も滲んでくるから8回裏なのか7回表なのか全然わからん。キツネは6回無失点だった。

 

 

 ダービーはレース前から全然盛り上がらなかった。ルメールが上がっていったところで戸崎も行ったのはなかなかよかった。5年後に出馬表を見返してひどいメンバーだと思いたくないから、これからみんな頑張ってね頼むよ。俺はベストアプローチ勝ったら全然だめだった。知ってた。

 目黒記念のほうが見てて楽しかったなー。ゴールドシップ天皇賞といい、最後に突っ込んでくるあの感じが見てて楽しい。あれがフェイムゲームの真骨頂だってことは全くないけどね。まあいいや何でも。今週だ今週。田辺乗れるのかな。