母父トニービン

明るいところで読んでね

Every ajisai you take

そこそこの年齢になってくると年下よりも年上のほうが話が合う。たまにほんとに30代?とかつっこまれるけど話合わせてんだよこのやろう。年上が話題にする物事はどこかで見たり聞いたりしたことも多いが、年下の話すことは全くわからなくなった。まず主語がわからない。「嵐で誰が好き?俺はさくらいくんだなー」と話したら「まつじゅんですねーはなだんが流行ったのがあたしが何歳くらいの時だったんで〜」っと言われてそれがテレビドラマのタイトルを略したものだと途中まで気付かないまま話が進んだ。ああそういう俺が知らない何かが流行った時があるんだなーと思っていた。会話の最初の返しがもうわからないってなかなかすごいと思った。というかはなよりだんしって読むんだと思ってた。

 

香取慎吾がなんか嫌いなんだけどSMAP解散してから言いやすくなった。

 

「損しかしないのにM-1の審査員を引き受けてる人は偉いんだから批判すんなよ」って言うなら、お前みたいな部下を持ってしまった上司にも文句言うなよ。

 

親戚の家に行くと「しんけーすいじゃくやろうよ!」とか言ってくるやつがいるけど、お前それどういう漢字で表すのかわかってんのかよ。こんな世の中なのに子供の頃からそんな名前のゲームばっかりやって、大人になってからどうなっても知らねえからな。しっかしあのゲームつまんないわ。別に真面目にやる気もないからそこそこの感じで楽しくやろうとすると一枚も取れないとかゲームバランスおかしいだろ。デバッグちゃんとやったのかよ。正月までにポーカー覚えとけよな。

 

カープファンの全てが丸を軽蔑している、と思われることには遺憾の意を表明したい。そんなに単純な感情ではない。カープを強くしたのは前田健・エルドレッド・菊丸コンビだと俺は思う。でなければ俺のカープに対する愛情が薄いのだろう。そう指摘されればそれ以上に返す言葉を持たない。

俺なんかさらに地元が西武ライオンズだからな。なんか優勝しまくってたのな何年かしたらみんな居なくなったんだから。もう今はべつに西武に思い入れはないけど、やっぱり西口は好きだったもんね。

だから今年の日本シリーズは勝ちたかったんだよーーーー。もう今年はシーズン中から所謂「終わりの始まり」の可能性をうっすら感じてたからね。いやーカープ独走だねぇガッハッハ──これでもしCS敗退でもしたら?──っつって。今年の丸は本当に神がかってるわ──日本シリーズで負けたら、来年は?──っつって。頭のどこかで思っていても文章にしなかった理由はなんなのか、それはお前らが察せよ。充実期を迎えた主力がこれからFA権を順番に取っていくし、んだよ。繰り返すが、「カープに対するお前愛情が薄いんだ、お前は何もわかっていない」と言われれば、それに対して返す言葉はない。

母さん、俺やっちゃったー

なんか母親が映画好きなんだよね。60歳になった時に「やったこれからシニア料金!」って喜び方をするくらい好きなの。そんな母親と一緒にクイーンの映画を観に行った。

声かけたら喜んでたからうわー俺めっちゃ親孝行だわーもうこれ俺が死んだら道徳の教科書にこのエピソード載るだろうなーでもママァ〜〜〜アーイドンワナダ〜〜イとか歌ってたのに、映画の前に昼メシ食いながら喋ってたらなんかまあまあ世代だった割にそこまでクイーンのこと詳しくないらしい。俺の方が全然詳しいでやんの。

 

映画のほうはなんだろうな、とりあえず時間とか全く気にならないくらいよかった。すごくよかったけど見終わって何か残ってるかっていったらそうでもない。

なんかねえ、話が進むごとに、おっ、今度はあの曲だな!とか思う感じが楽しいんだよね。たぶんそう思わせるように作ってある。

でも折角だからあの環境でボヘミアンラプソディ通しで聴かせてほしかったなーとは思った。そうやって小出し気味にしといてラストシーンで持ってけ泥棒年末大セール!ウィーーーーアザチャーーンピオーーーンみたいな感じだったからまあ納得はしたけど。

ストーリーはちょっと綺麗めに作ってる感じもあったけど、さらにもう一歩踏み込んだものを見たいかっていったらまあそういうわけでもないし。

いやーしかしすごい映画だよ。なんたって曲がクイーンだから。すごい曲しか流れない。この映画で一番すごいところはなんですか?そりゃお前クイーンの曲だよ。

 

 

M-1見たけどオープニングで格闘家が出てきたりして、こりゃネタが始めるまで相当時間かかるなーと思ってうどんを煮込んでたら最初の組の冒頭を見逃しちゃったよ。マルコ牧師は前半になんか振りあったのかと思ったら違うのね。

なんかねえ、今年こそ気楽に見よう、と思うんだけど毎回そうなれないんだよなー。かまいたちがすげー面白くてたぶんこのコンビの最高のネタなんだろうなって思ったんだけど、うーんでもこれたぶん95点つく感じじゃないよなーと思ったら実際に平均90点くらいで変に安心しちゃったりとか。

ギャロップすげーよかったけどネタとテンションが普通すぎたのかなぁ。これは高得点だろ、と思ったわけでもないけどさ。ジャルジャルの後だからより普通に見えすぎたとか?「あれ?ここ笑うとこなのに全然うけてないな、なんで?」みたいな箇所がいくつかあった。ここだよ!みたいなキャッチーさに欠けたとか?考えてみると勢いというかノリが出てないのはあったかも。そういうのも漫才の腕なんだとするとまああれ位の点数になるのかなぁ。

 

なんかあれだなー。たぶんM-1が見せたいものをもう俺が求めてないのかなーとちょっと感じた。芸人のストーリーとか全然興味ないもん。ラストイヤーとかクソどうでもいい。そりゃ苦労人が報われたらいいよねぇみたいなことは思うけど、そんなことより一番面白いネタをやった人に優勝してほしい。かけっこは一番足が速い人に勝ってほしいのと同じ。

だから霜降り明星が優勝してよかったよほんと。ちょっとトレンディエンジェルが優勝した時と同じような「もう楽しけりゃそれでいいよめんどくせえそもそもお笑いって楽しむもんだし」っていう投げやり感もあったけどな。

 

立川志らくは「さぁ俺を唸らせてみろ」みたいな感じで見てたのかな。なんか審査じゃなくて他の方向を向いてるような気がした。誰に対してだったか、大衆の支持は得ているからどうのとか言ってたけどそんな話してないじゃん。でもまあ例えば審査員5人のうち1人があれだと相当おかしくなりそうだけど、7分の1だとなんとか壊れないで済んでるな。結果的ではあるけど。

上沼恵美子はもう「歳だからついていけない」ってはっきり言ってたから、もうちゃんと引退してもらって構わないよね。自虐ネタは笑えないって言った後に別の自虐ネタで大笑いしてるし、「私に(話を)振らないで」って毎年のように言うし、公式な場で人に対して点数で評価つけていい存在じゃないよ。まあ他にあんまりいねえんだろうなー。

 

 

丸が巨人にFAで移籍して、なんか文句言いたいのになんも悪口が出てこないわ。玉木宏くらい悪口言いようがない。いい男にフラれた女の人ってこんな気持ちだったのかな。

ほげげー

薬局でハンドクリーム買ってきたらテスターってシールが貼ってあった

 

そば派のつもりでいるけど夏はそば冬はうどんという感じがある

 

からあげだけで米食えねえだろといつも思うのにからあげ弁当はいつもうまい

 

ほらさくらんぼ計算とか言って一房のものを無理に分けようとするからえがおさくーの人離婚しちゃったじゃんかよ

 

カラッと晴れた日にそのへんの木々が色づいてるのを見るとこんな色味は初めて見たかもしれないと感じるけどたぶん毎年そう思ってる

 

クイーンの映画のタイトルがボヘミアン・ラプソディならLUNA SEAの映画はI for youできゃりーぱみゅぱみゅの映画はにんじゃりばんばんになるのかな

 

アスミールのCMちょうどよくてすき

 

ソウヤッテナンデモカンデモダークサイドダークサイドッツッテヒトノコトヲスグコバカニシテナニガタノシインデスカアナタタチハ・スカイウォーカー

 

なにvery next dayにmy heartをgave it awayされてんだよ

 

ツールドフランス見てると自転車に乗りながらパンくらいなら普通に食べるようになってくる

 

ポワロは金持ちと鼻持ちならない使用人みたいのばっかり出てくるからホームズのほうが読みやすいかもしれん

 

話の中にネブラスカって地名が出てきて、ネブラスカってあの「ネブラスカトルネード」のネブラスカかなーたぶんそうなんだろうなー・・・ん?っていうか「ネブラスカトルネード」ってなに?どっからそんな得体の知れない言葉が出てきたの?「サモアの怪人」「南海の黒豹」みたいな格闘家の通り名とか、じゃなかったらプロレスの絞め技かなんか?と思って検索したら外国の競走馬の名前だった

 

クロロとヒソカが戦うやつ何回読んでも途中で意味わかんなくなる

 

若者のクルマ離れでゴルフ人口も減ってるらしくてすごい話だと思った

 

コントラバスやってみたいなーと思ったことあるけどあれも車ないとほぼ無理なんだよね

 

ツイッターのブロック機能ほんと助かってるんだけどそろそろユーチューブでもアカウントごとに片っ端からブロックできるようにしてほしい

 

よく野球をネタにする福岡のお笑いコンビは必ずチャンネルを変える

 

ジャパンカップのMVPは川田とキセキ!」って結構見かけるけどMVPはルメールとアーモンドアイだと思う

 

平日の夜にスーパー銭湯でさっぱりして地球に生まれてよかったーってなってよっしゃ帰ろうという時に一日を共にした靴下をまた履かなきゃいけないことに気付いてほげーってなった

 

福井トレードって知ってほげげーってなった

 

エルドレッドいるといないとで別のチームという気さえしてしまう

 

「『エルドレッド』ってなんかめちゃくちゃホームラン打ちまくりそうな名前でしょ?それがね、フルネームだももっとすごいんだよ。『ブラッド・エルドレッド、背番号55』」って言うとだいたい笑いとれた

 

ああ、あの応援歌をもう一度聞きたかったよ

ハーツクライの話します

ハーツクライって最初はそこまで好きって感じでもなかったけど、いきなり強い馬になってびっくりしたよなぁ、というお話。

 

3歳

 

いきなりダービーからなんだけど。

この時はものすごい勝ちタイムが出て、勝ち馬を含めて出走した多くの馬が後に故障したり、しばらく調子を落としたりしたんだよね。まあ馬場との因果関係がどの程度なのかはわからんけどさ。

俺の本命コスモバルク皐月賞でのやや消極的な競馬とは打って変わって、めちゃくちゃ積極的に攻めて早々に沈んだ。馬が我慢できないのもあったのかもしれないけど、結果的に春はことごとく裏目に出てしまったんだよなぁ。残念だった。

外からハイアーゲームと並んで上がっていったキングカメハメハが他を競り落として、ずごーんと突き放したところに、遊びで枠連の軸で買ってたハーツクライが大外から2着に飛び込んできた。

橋口厩舎&横山典で2着なんてあったりしてねゲヘヘと思って買ってたんだよ。我ながらしょうもないことするよなぁ。あれは「当てた」ってより「当たった」って感じだったけど、そこそこ配当ついたから地味に嬉しかったんだよね。一緒にテレビ中継を見ていた友達はキングカメハメハハイアーゲーム馬連に厚く張って散った。

 

 

秋は武豊に手が替わって、菊花賞は1番人気。え?この馬が1番人気?急に?

まあハイアーゲームも前走負けてるし、コスモバルクが距離持つとは思えないし・・・って感じで押し出される形だったような気がする。京都で重賞を勝ってるのもあるか。

そんなんでまともに決まるわけもなく、人気になったダービー上位組は全部馬券にならずに、勝ったのはデルタブルースだった。

結局ハーツクライも7着に敗れて、続くジャパンカップ有馬記念も惨敗。

 

いやー好きなんだよね、この橋口厩舎の王道ローテ。ツルマルボーイザッツザプレンティハーツクライリーチザクラウンローズキングダムワンアンドオンリー、見込んだ馬には王道を走らせる。必ず使ってくるがゆえに、どこが買い時なのかよくわからないけど。

ということで、翌年も王道ローテーションを進みます。

 

古馬

 

大阪杯

同期のダービー馬キングカメハメハは故障で引退、地方所属のコスモバルク日経賞で負けたので次の天皇賞には出られない、ダイワメジャーはマイル路線へ、デルタブルースはちょっとお休み。

だからハーツクライ、お前がゼンノロブロイvsタップダンスシチーの2強に割り込んでいくんだよ!ということで、前年秋の負けには目を瞑って1着固定の馬単を買ったら2着だった。そういえばこのレースがきっかけになって、馬単ってまず買うことがなくなったなぁ。

しかしG2級の相手になんとか2着を確保、みたいな競馬はさすがにちょっと期待外れだわ。

 

 

春の天皇賞

どうやら長距離向きってこともないみたいだし、そもそも大阪杯で負けてんのにここでは買えませんよねぇ、と思ってたらもっと買えないスズカマンボビッグゴールドで決まって、わけのわからん荒れ方になった。俺の常識が全く通用しない・・・。

いやーしかし1年前に負かし続けたスズカマンボのほうが先にG1馬になるとは。若い頃にはどっこいどっこいだったハーツクライにもそのうちチャンス回ってくるといいけどねぇ。

 

 

宝塚記念

タップダンスシチーが3コーナーで前を早めに交わして敢然と先頭に立ち、よっしゃかかってこいよゼンノロブロイ!と思ったらパタッと止まっちゃうんだよ。あれ?っつって。

そしたら全くノーマークだったスイープトウショウが外から一気に抜け出して、また常識が通用しない・・・!と私の灰色の脳細胞が停止してたら、最後の最後にハーツクライが2着に飛び込んできてなんだかほっとした。

ああ、この2着だけは俺の常識の範囲内だ。この馬が2着だとなんとも言えない安心を感じられるんだよ。かわいい奴だ。秋も頑張ろうな。

 

 

秋は単騎免許のルメールに乗り替わって、ジャパンカップ

天皇賞ではスローの展開を許したタップダンスシチーが、今回は破茶滅茶なハイペースで逃げる。いつも通りに後方に構えたハーツクライは最後の最後に内から馬群を縫って一気に伸びてきた。うわマジか!とびびったけど惜しくもアルカセットにハナ差の2着だった。

まーた2着か。でもこれまではレースが決まったところに流れ込んでくる2着だったけど、今回はそれとは違う、勝ちまで見える2着だったような気がする。

あのダービーも好走したし、母父トニービンだからハイペースに強いのかな。それとも東京2400mが得意なのか?

まあ、なんにしてもあのダービーからやっと復調してきたのに、またこんなレコード決着で消耗しちゃって、ここで勝ち切れなかったのは残念だったわ。

もうお釣りもないだろうし、次は追い込みの効きにくい中山だし、なんたって相手が無敗の三冠馬ディープインパクトだからね。

 

 

有馬記念

競馬はわからん。俺はディープインパクトを見に中山競馬場に行っていて、ハーツクライが3番手で1周目のスタンド前を通過するのを見た。

この馬そんなこと出来んの?ルメールはすごいなぁ。とはいっても付け焼刃みたいなものでしょ、今まで追い込み一辺倒の馬がいきなりそんな、ねえ。(でももしかしたら3着はあるかもなー、買ってないんだよなー)

そうしたら今度はコスモバルクが早め先頭で4コーナーを回ってきて、うおー!バルクだー!と声を上げた。しかしこの時点でもまだディープがまとめて差し切るだろうと思っていて、頭の片隅で(あ、ハーツクライ3着あるかもなこれ、まずいな)とうっすら感じる程度だった。

そしたらなんかハーツクライが全然止まらないんですよ。いや話が違うよなんだよこれ違う違うだめだめだめだめ届かないいやいやいやいやおかしいおかしいおかしい嘘だろ嘘だろ届かないよこれやばいやばいマジかよマジかよマジかよ頼む頼む頼む頼む差せ差せ差せ差せ頼む頼む頼む。

手遅れだと気付き始めて「差せーっ!!」と叫んでいたけど、それはもうほとんど現実逃避だった。

 

ショックが大きかったので、レース後の雰囲気とかあんまり覚えてないなぁ。

なにこれ?今までの不器用な追い込みはなんだったの?よりによって何でこのタイミングなの?

友達にグチグチ言いながら、寒い中タップダンスシチーの引退式見て帰ってきた。

 

そしたらハーツクライがこの年の最優秀4歳上牡馬だって。じゃあ大阪杯くらい勝てよなお前。

まあこの年のG1勝ち馬を眺めた感じ、仮にディープインパクト有馬記念勝ってたとしらハットトリックが受賞してたっぽいので順当ではあるんだね。

 

とりあえず、次のレースだよ。次のハーツクライの競馬を見てみないと何とも言えない。また大阪杯なら人気するだろうな、ってドバイ行くんかーい。すごいことになってきた。

 

なんか覚醒したんですけど

 

ドバイシーマクラシック

俺どっちかっていうと同じ橋口厩舎のユートピアの方が好きだったのよね。ハーツクライと一緒にドバイに遠征してて、レースも生中継で見たわけじゃないんだけど、ゴドルフィンマイルユートピアが勝ったのは本当に嬉しかった。

ハーツクライのほうは、逃げ切りでウィジャボードぶっちぎったとかって知ってなんかポカーンとしちゃった。どういう流れの逃げからどう逃げ切ったのか全く想像がつかない。

っていうかあのハーツクライがこんなに強くなっちゃって、なんかリアクションできないよ。アッガイが宇宙でガンダムをボッコボコにしてたらびっくりするでしょ。

 

当時プレステの『ジーワンジョッキー4』をよくやっていて、この馬の脚質どうエディットすりゃいいんだよって本当に困ったもんだった。逃A先B差C追Aみたいな。

そうなると自在脚質ってのに分類されちゃって、いやいや自在って言葉からはほど遠い馬なんですけど・・・っつって。スズカマンボスズカマンボで距離適性(2000m~3200m)みたいに幅広くなっちゃうし。

 

 

キングジョージVI&クイーンエリザベスS。

まさか1年前にはスイープトウショウのケツ追っかけてたハーツクライが、こんなところに挑戦するとは夢にも思ってなかったよ。いや挑戦ではない。「海外"挑戦"でなく、海外"遠征"と表現しようよ」と橋口調教師が言っていた。

この馬だって、ディープインパクト負かして、ウィジャボード負かして、もうどこの誰にも胸を借りる立場じゃないんだよな。充分な勝算があっての遠征だよ。ゆけっ!ハーツクライ

レースは内のハリケーンランを封じながら直線でエレクトロキューショニストを交わして、ウオ大おおおおおおおおおおおおおおおおってなったけど最後は両馬に差し返されて3着だった。

すごい!すごいけど、惜しい!もうちょっとだったのに!・・・でも頑張った!大したもんだ!という感じ。ハーツクライが一番強い競馬をしたようにも思えるけれど、それでも地力で上回ったのはハリケーンランだった。

 

最近はドバイに7~8頭くらい遠征して誰も勝てずに帰ってくると批判の目が向いたりもするけど、この時のハーツクライはなんというか、勲章は手に入らなくても名誉には与った、みたいなところもあったよね。

特にこの時は少し後にディープインパクト凱旋門賞に出走する予定があったから、この馬の好走が夢を繋いだというか、計算が立ったというか、やれる!という雰囲気にした部分もかなりあったよね。

 

 

ジャパンカップ

凱旋門賞から帰って来たディープインパクトとの再戦。でもまあハーツクライが一回負かしてはいるとはいえ、この年の春の天皇賞を見たらさすがにディープに敵う馬なんていないと思っちゃうよ。

それと、たしかこの時ハーツクライはあんまり調子良くないみたいな話をどっかで見たんだよなぁ。Wikipedia見たらレース前に橋口調教師がノド鳴りを公表してたんだって。

それでも2番人気で単勝5.8倍。ディープインパクトの2番人気はほとんど10倍超えちゃうから、G1でここまで人気で迫ったのってこの時のハーツクライがたぶん一番なんだよね。

 

でも、結局ハーツクライは大敗して、そのまま引退が決まった。

 

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イラストはぽちこさんより。

 

ハーツクライ 19戦5勝(2着4回) ハーツクライ | 競走馬データ - netkeiba.com

 

俺の中では今でも2着のイメージが強いんだよなぁ。今回振り返りながら書いてみて、あぁそういや強かったんだよなあの馬、と思い出した。

 

この馬の代表産駒とも言えるジャスタウェイは2着続きから4歳秋に天皇賞でいきなり圧勝して、翌年ドバイでも勝って、そのへんは父親に似たのかね。ヒーロー列伝の写真も同じ構図で作られてるし。

あとG1で2着がやたら多いよね。ウインバリアシオンヌーヴォレコルトカレンミロティックリスグラシューとか、他にもいろいろ。そんなのも遺伝するの?血ってのは本当に不思議だ。

 

しかしこの世代は、キングカメハメハハーツクライダイワメジャー、3頭もリーディングサイアーの上位にいるなんてすごいね。スズカマンボメイショウボーラーもG1馬出してるし、あーブラックタイドもこの世代か。すごいね。カンパニーもがんばれ。

 

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