あの29歳アメリカ人女性の動画とかは見てない。別に見たいと思わないし。
俺は今のところやや肯定派と言うか、本人と家族が選択したんだからとやかく言わなくてもいいじゃん、という感じだが、反対する人の意見もよくわかる。
これは人によって意見が全く違うし、実際に自分がその状況になってみないと答えなんか出せない問題だよな。
しかし「難しい問題だよねー、そんで何の映画観よっか」で流す問題でもないじゃん。うん。
ひとつ言えるのは、もし「安楽死けっこうアリじゃね法案」が提出されてそれが可決になると「外部からの圧力による"自分の意思"」で安楽死させられる人が出てくる可能性があるよね。
「お前の臓器をアレできるうちに…書類はこっちで用意する、お前がアレすれば家族だけは…」とかそういうアレ。そういうアレはちょっとよくない。
アメリカの女性、そりゃ、もともと彼女だって死にたかった訳じゃない。
残念ながら病気になってしまってそう長く生きられない、しかも大きな苦しみがすぐ先に見えている。
最期までもがき苦んでも生きるということはせず、自身で選べる他の選択肢の中のうちひとつを選択した。
こういう人生の終え方をする人がいてもいい。
他人があれこれ推察するのはいらぬことと承知で言うが、病気という不幸の中にあって、最期にひと時でも幸せを感じられたんじゃないかな。
いや、ほんとにいらぬことだな。なんでもないです。
で、残された旦那さんのほうはどうなんだろう。
本人が事の前後から今までどういう気持ちでどう考えているのか全然わからない。インタビュー記事があるのかすら調べてないからね。
奥さんの希望する形が叶えられて良かったと安心する面もあるのかもしれないが、もちろん先立たれたことに関しては寂しいだろうし、絶望もあるだろう。
もし将来に新しい人生のパートナーが見つかって、その人と一緒にやってゆくことになりそうだとして、その時に今回の事実と、今回のことで有名になってしまったこと、それらが彼の道を阻むようなことにならなければいいなーと思う。
むしろ安楽死の問題よりも、今回の一連のことが彼の心の中にしっかりと収まって、彼がこの先良い人生を送ってくれることを勝手に願ってます。
そんなことを考えながらこの曲を聴くとグッとくるよ。
たぶん。
それが人生!じゃなくて、それもまた人生、ってのが良いね。
すげぇ話逸れるけど、バラエティ番組のテロップが過剰だってよく聞くじゃん。
HEY!HEY!HEY!を番組スタート時からずっと見てた世代だけど、俺もそれは思う。
でも、歌番組で歌詞が出るのは当たり前じゃん。
よく考えたら、あれも絶対必要なものか?
歌詞の表示を始めた時にも「バカな視聴者がいるから、本来必要無いはずの歌詞表示に我々も付き合うハメになる」とか言う人多かったのかもね。
もしかしたら英語の歌詞が増え始めたあたりで始まったのかもしれないな。いつだよそれ。
ところで、この曲の歌詞書いてる人が「上からマリコ」とかの歌詞も書いてるんですよね。
お疲れさまです。