母父トニービン

明るいところで読んでね

読書

 


読書すると頭良くなるのか、もともと頭いいやつが読書するのか:ふぇー速

 

 

これ面白いな。

 

本読んでも別に頭良くはならないんじゃないか。

まぁ頭が良いってなんなのって話で、状況を踏まえつつ誰かの発言を拾って瞬時に例えツッコミで場を沸かせる頭の回転の早さなのか、バカリズムみたいに大喜利でいろんな回答を出す発想力なのか、その相手に関わるボケを絶妙のタイミングで出す松本人志的な切れ味なのか、茂木健一郎の出す映像がだんだん変化する問題から人より早くアハ体験を繰り返してグローバルなイノベーションを起こすような人材を日本に生み出してゆく柔らかさなのか定義が難しいが、いくら本読んだってどれも身に付かないだろ。

 

しかし少なくとも、ものを知るきっかけにはなるんじゃないかね。

 

学生の頃は漫画しか読まず、二十歳過ぎても競馬の名馬物語とかそういうやつくらいしか読まなかった俺が大人になって初めて読んだ小説は「風と共に去りぬ」だった。

それにしてもいきなり凄いのいったな。

 

それまでそういう本を読まなかったもんだから何も考えずに「ふーん面白れーなこれ」っつって読んでって、めちゃくちゃ面白かったから続編の「スカーレット」も読み始めたんだけどそれが全然面白くなくて砂浜でお楽しみ始めちゃったとこなんかポカーンとしちやって、でも作家とか全然知らないし次に読む本の選び方がわからないから一応それは最後まで読んで、それでその次に読んだ一般的な長さの小説がやたらと短く感じられて、そこで初めて「風と共に去りぬ」は長編小説だったということを知ったのよ。普通の小説は一冊で終わるもんなんだな、と。

 

読んで最初に驚いたのは、黒人奴隷に対する扱いがそれまで思い描いていたのと全然違ってたこと。

少なくとも人間扱いされていないようには思えなかった。

しかしそこに関しては作者の表現に対して強い批判もあるようで、結局どうなんだかよくわからないな。地域にもよるのかしら。

 

読み終わった後にレンタルビデオで映画を借りてきて見たんだけど、本を読んでいた時に頭の中でイメージしていた映像と大きく違っていて大きなショックを受けた。

 

あぁ、「ものを知らない」というのはこういうことなんだな、と。

 

こんな家でかいとは思ってなかったもん。

 

 


風と共に去りぬ Gone with the Wind (アシュレーとメラニーにあう) - YouTube

 

 

俺の場合、今んとこ読書は完全に娯楽。

本が好きなんじゃなくて、読書をしてる時間と本を読んでる自分が好きなだけ。

あんまり金かからないし。

 

しかしどうしても家で読書する気にならなくて困ってて、最近は電車でもスマホいじっちゃうから読書の頻度が下がった下がった。

仕事帰りに本を読もうと思ってわざわざカウンターのない店に入ったのにスマホ

 

ね、読書しても頭良くならないでしょ。

 

歩きながら本が読めたらそれが最高なんだけどな。

二宮金次郎も意外とそんなテンションだったかもよ。