母父トニービン

明るいところで読んでね

そこ封じられるとキツいかも

 

桑田佳祐が謝罪した。

 

サザンオールスターズ年越しライブ2014に関するお詫び

 

 

紅白は人生で通算1時間見たか見てないかってくらいだしサザンも希望の轍愛の言霊は好きでTSUNAMIは好きじゃなくてどっちかって言うと立浪のほうが好き程度にしか知らないし、そもそもそのサザン自体もヤザンよりはまぁ好きでサザビーよりは全然好きじゃないくらいにしか思ってないから今回の事の顛末を全て把握してもいないんだけど、これはマズいなぁ。

 

割と何やっても許される感のある、あの面白いおじさんがきちんと謝罪をするってんで噂のチョビ髭や歌詞の一部の表現やらなんやら、その表現をよしとしない(特定の)団体やらアレやらに、見えないとこでいろいろやられたりしたのかなーなんて想像する。今の政治を支持しない人にはスカッとするような表現だったらしいじゃん、平和と極右。

 

なんだかんだけっこう節度というか「ここは超えたらまずい」というラインは踏まずにきた人ってイメージだったんだけどねー。いやこれまでに桑田佳祐がそのラインを広げてきた部分もあるのかな。今回はいつもより強めにいったのか、それとも時代の空気がそれを許さなかったのか。ネット上の批判が理由ってこともないだろう。

 

桑田佳祐が世の中に対して公式に謝罪文を出す時代ですよ。

 

いいんですか?みんなあのおじさんにちゃんと謝ってほしいんですか?

 

表現の自由といいながら結局はいろんな圧力で形が変わってしまう、無礼講とかいいながら実質全然無礼講じゃないお酒の席みたいだ。あれ何で意味もなく無礼講って言うんですかね。言論の自由?そうですね。自由ですね、気を遣われる側は。

 

でもなー。

 

公の場でやり過ぎちゃうのももちろんよくないよね。無礼講って言われたからってケツだけ星人のモノマネとかは駄目じゃん。

フランスの風刺画のやつもごく一般的なイスラム教徒でも憤怒するであろう絵を載せたりして原理主義の過激派に襲撃されて、それまでその新聞社にさんざんイジられてキレてた国内の偉いさん達も「表現の自由を守れ」っつって急に新聞社側についていろいろやったりしてるのもなんか変。

まぁ世論に対してそういうパフォーマンスをしておかないといけない部分もあるのかもしれないけど。

 

 

ええこと言わはりまんなぁ。

 

しかし紫なんとかって栄誉ある賞もらってもこんなことやってる桑田佳祐もまたすごいというか、さすがだね(こんなことって言っちゃイカンけど、本人がそう言ってほしがってる可能性もある)。

 

自由ってなんでしょう。

 

とにかく、桑田佳祐クラスを封じられちゃうともうキツいよな。誰もいけなくなっちゃう。