さーっと書いてから数えたらちょうど20曲だった。
後世に残すべき的な視点も含みつつ選んだよー。わーい。
夢を信じて / 徳永英明
ドラクエのアニメの終わりの歌ね。ドラゴンボールの「ロマンティックあげるよ」と同種の、あぁ今週も楽しかったアニメが終わる・・・という寂しさと曲の雰囲気がマッチしてた好例。
友達にヤナックの「バギマっ」のモノマネが上手い奴がいる。
これは90年代で一番価値がある曲だと思ってる。当時の音楽のひとつの完成形でしょこれは。どの楽器でアレンジしても上手くいきそうだもん。
「イントロピアノ8小節→ヘイ!→歌い出し」でもよさそうなところにヘイ!の後にもう一回イントロもってくるのが素敵でしょうがない。
どんなときも。 / 槇原敬之
家に帰って玄関で靴を脱いでいる時にカレーの匂いがしてくるとカレーの腹になるけど、これはイントロが聞こえた瞬間にこの曲の耳になるよね。名曲はイントロから素晴らしい。
そんで歌い出しもまたスッと入ってくるんだこれが。
部屋とYシャツと私 / 平松愛里
この曲すげー好き。昔の時代はこういう価値観をしっかり表現できていたってことで残しましょう。
負けないで / ZARD
本当に勇気というか元気というか、前向きな力が湧いてくる曲だよなー。そう思って聴くからそうなのかな。
曲と共に記憶は残るんだよ。しっかしこの人今見てもほんと綺麗だよなぁ。
YAH YAH YAH / CHAGE&ASKA
この「勢い」ね。曲の勢い、アーティストの勢い。PVがただ歌ってるだけなのにクソ格好良い。この白と黒の強めのコントラストに当時の雰囲気を感じられて懐かしい。
悪いことしたとかはあんまり気にしない、マッキーもTKも悪いことやってるし。あとこの曲のドラマの織田雄二が超カッコイイ。
すばらしい日々 / ユニコーン
解散の数年後に友達からベストアルバム借りたのが最初だったんだけど、それから恋の曲だったり人生の曲だったりまた昔の恋人を想っている曲になったりと、人生のタイミングで歌詞の意味が変わる不思議な曲。
フェードアウトで終わる曲が多かった当時、この曲の余韻もたまらんばい。
世界が終わるまでは… / WANDS
スラムダンク世代なもんで。アニメ終わりの切なさ、この曲もいい感じだよね。
初めて買ったCDがこれで、当時半ズボン小学生の俺はCD屋に入ってずーっと「せ」のとこ探して全然見つからなくて店員さんに聞いたらすぐ「わ」のとこから持ってきてくれたんだけど何で「わ」なのか意味がわからなかった。
気分爽快 / 森高千里
この頃は「お酒を飲める大人って楽しいんだろうなぁ」なんて思ってました。実際当時の大人達は楽しそうに見えていたよ、この頃までは。
春よ、来い / 松任谷由実
これもイントロが素晴らしい。聴いただけで死んじゃう。音楽の教科書に載ったらしいね。
これ発売日は10月なんだって。CDはそういうの意外と多い。
Tomorrow never knows / Mr.Children
この辺から青春補正が入ってきます。どっちにしてもこれは入るでしょ。
この頃のJ-POPってサックスソロがやけに多いな。年上の友人の指摘によると、ケニー・Gの影響があるとのこと。
WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント / H jungle with T
これも青春補正。しかしいつ聴いても良い曲だ。
この曲はサビだけ聴いても意味ないからね。序盤のしっとりがしばらくあって、松っちゃんのアレがあって、それであのサビなわけですから。そこんとこよろしく。
風になりたい / THE BOOM
島唄よりこっち派です。こっち派あんまりいない。
そういえばちゃんとこの曲の音源を聴いたことがないんだよ。誰かiTunesのアレを3万円分買うの手伝ってもらえませんか?
MISERY / hide
FRAMEと合わせ一本ってところかもしれないが、hideではこれが一番好き。
風邪引いた時に聴いて、優しく包み込んでくれた曲だった。
JAM / THE YELLOW MONKEY
これぞロックミュージシャンの曲。大袈裟だけどレッドツェッペリンの天国への階段とかそういうノリがある。大袈裟だけど。
FACES PLACES / globe
映画を一本見たような気持ちになれる曲。かなりの名曲というか名作だと思うんだけどあんまり人気ないっぽい。盛り上げ方が凄い。
でもFEEL LIKE DANCEのほうが好きかも。
少年 / 黒夢
黒夢っつったらLike A Angelだろうが!バカ!でもこっちの方が聴いた回数は間違いなく多い。2番の後からの間奏には今でも心が震える。ベースめっちゃ格好良い。
Lucky / スーパーカー
若さゆえの切なさや絶望やそういう青さみたいなものがストレートに出ていてたまらん。聴いてるときに感じるどうしようもない寂しさの理由がよくわからない。これもイントロでグッとくる系。
STAY GOLD / Hi-STANDARD
1時間に30回聴ける名曲。このバンドが流れるとみんな主旋律よりもコーラスを歌いだす。
当時黒夢とか聴いて鬱屈としていた俺に前を向かせてくれたのはこのバンドだと思っています。コピーバンドやりました。
これはね、さすがに入ってくるよね。日本を元気にした功績が大きいよね。
攻めの姿勢が強く感じられてこれ以降もこのノリで突っ走るんだけど、当時ちょっと低迷しかけたところから急に変な方向に振り切った感じなのにきっちり攻めきってるのがすげぇよなぁ。
なんか・・・90年代後半のヒットチャート上位って所謂「流行りもの」ばっかりで名曲があんまり多くない気がする。雰囲気ソングばっかり。
10年をさらっとなぞってみて「音楽」というものの存在意義が変化しているように感じられた。業界全体が、良いアーティストを見つけて広めるっていうよりもどんどんセールスを追い掛けるようになっていって、売れっ子を作っては消費する流れが確立してしまったのかもしれん。
前半はまだ「気持ちを歌に乗せる」みたいな流れを感じられるけど、作詞家の仕事が減っていったとかそういうのあんのかな、後半はやけに少なく思える。と思ったら2000年にMISIAのEverythingや桜坂が控えてるわけだが。ただのバンドブームってことか。なーがいあーいーだ、の人とかも出てきたわけだし。
そういう真面目なのダサいって風潮があったとかもあるかもなー。んー、あとは、流行ったサウンドがそれに向かなかったとか?それはありそう。
いやこんな文句言うために書き始めたんじゃないんだけどね。
語り継ぎたい名曲って思ったよりないなーと思って。ラルクのHONEYとか鈴木亜美のBE TOGETHERとかは「あー流行ったねぇ」と思っても別に語り継ごうとは思わないでしょ。リンダリンダとかそういうのとは違う。
今こうしていろいろ考えてみると当時のサザン、B'z、Mr.Children、DREAMS COME TRUE、JUDY AND MARYあたりの存在意義は半端じゃなかったな。
ちなみに90年代シングル曲のセールス1位はだんご3兄弟みたいです。お疲れ様です。
その2やりました
80年代
00年代