母父トニービン

明るいところで読んでね

ザムザザー

 

 

そんなこと言ってたらほんとに来週からガンダムSEEDの再放送が始まるようだ。ラッキー。

SEEDは俺の中でガンダム最高傑作の可能性があるんだよね。

 

ということで、今回SEEDを見る前にこれまでに感じたことの中から覚えているものを書いておく。見終わった後にこれと対比したものを書くかもしれない。

もしちゃんと見たら大したことなかったなと思う可能性もあるし見終わる頃までこのブログが続いている保証もない。先のことはわからない、わかるのは過去だけ。

もしこれと対比したものを書く日が来たとしてそこで初めて「こんなこと書いてたよ、まったく大袈裟な」と振り返ったりできるのですよ。何の話?

 

SEEDはテレビ放送時は全く興味が沸かなくて、登場人物は全員髪の色が違うとか、なんかガンダムがいっぱい出てきてガンダム同士で戦うらしいとか、もうめちゃくちゃじゃないか、とむしろ遠ざけていた。いつやってるのかも知らなかったし、続編もやってたらしいがそれもいつの間にか終わっていてた。

そこから更に何年かして当時の同僚から勧められたことでDVDをレンタルで借りて見てみた。そうか、SEEDの時代はもうビデオからDVDになっていたんだな。

 

序盤はこれまんまファーストの焼き直しストーリーじゃねえかよと思いながら見ていた。

他にもT.M.Revolutionビビアンスーの棒読みとかマジでふざけてんのかよと思ったし、何か動く度にマリューさんの胸がボヨヨンと揺れる描写がいちいち寒いし、でもまあそんなのは大きな問題じゃなくて。

むしろT.M.Revolution演じるミゲルがブーメランでやられるところの叫び声「なにー」は優しい笑いを誘ってくれたし、砂漠の戦闘でOSいじって対応するのは新しくて面白かった。

そうそう、音楽も良かった。第1話のラストでエンディング曲がすーっと入ってくるのが凄く印象的で、あれは本当に良かった。エンディング映像の荒廃感も凄く好きだったし、玉置成実のRealizeは特に良かった。

 

まぁそんなわけで1ヶ月半くらいでDVDを全部見た。

 

印象的なシーンは、中盤にアスラン達が連邦の基地に潜入してトリィをキラに渡すところと、イザークが民間人のシャトルを撃つところと、最後のほうでアスランが座ってるラクスに銃を向けてるところ。

 

印象的な台詞は

ミゲル「なにー」

フレイ「コーディネーターのくせに!」

バルトフェルド「戦争にはスポーツのような制限時間も得点もない」

イザーク「逃げ出した腰抜け兵がー!」

キラ「気持ちだけで、一体何が守れるって言うんだ!」

アスラン「君の?」

ナタル「撃て!マリュー・ラミアス!」

クルーゼ「人の望み!人の業!」みたいなやつ

あと最後のキラの「何でこうなっちゃったんだろう・・・」みたいなやつ。

 

 

深いところまで掘り下げられているかどうかはまた別として、ストーリーで取り上げている内容が多くて面白いね。

人間の高みを目指し続ける習性と遺伝子操作・強化人間・クローン人間の問題。

ナチュラルとコーディネーターという差別の問題。

陣営が分かれた故に友達と銃を向け合い仲間を殺し合うこと、戦線拡大・激化による無差別攻撃や大量破壊兵器、「大義」のための作戦重視と人命軽視など、いわゆる戦争の愚かさ的な問題。

 

そして続編のSEED DESTINYも見た。その当時はかなりがっかりしたけど、どのへんにがっかりしたんだろう。シンが囮になってゲルズゲーを倒す作戦のところはワクワクした。

その後PS2の連合vsZAFTを買ってきて小さいテレビで友達と対戦しまくったなぁ。

 

先々週くらいにアニマックスでデスティニーやってるのに気付いて、キラとアスランが次いでシンに落とされるところから見てる。

 

これ名台詞だよなぁ。チャリンコじゃねぇんだよ。

 

今日はアカツキが出撃するところまでだったんだけどオーブを見てると日本の自衛についても考えさせられるよねー。今は強国の後ろ盾があるっていったっていつ切られるかはわかんないんだし。でも安部談話どうなるかちょーこわい。改憲はんたーい。でもやっぱ軍備は大事なのか・・・でもでも唯一の被爆国である日本が国際社会で果たせる役割は何かあるのでは・・・といっても原発で事故ってるのに原発をやめられず、歴史認識でもまだ踏み込めていないとドイツおばさんに怒られるような国の話を誰が聞いてくれるだろうか。あーやっぱり安部談話どうなるかちょーこわい。

 

そういえばこれからユウナ死ぬけど別に殺さなくても良かったんじゃないだろうか?情けない死に方をさせることで小物感を出したかったのかな、でも無理矢理殺した感がすごかった。確かにユウナは使えなくて情けないやつだけどこいつのせいにするのもどうかと思う。

カガリの親父も死ぬ必要あんの?と思った気がするけど何で死んだんだっけ。

 

一度見ていることで楽しいところと楽しくないところがあると思うけどその分昔と視点が変わると思うのでそのへんを楽しめそうな気はしてる。

2回目のSEED、楽しみたいと思います。