今週のお題特別編「春を感じるとき」
〈春のブログキャンペーン 第1週〉
今までお題から書くことってなかったんだけど急にやってみよう。
春を感じる時。
俺はあのぬるっと湿った南風を浴びた時ですね。
小学校3年生の時に昇降口で靴を履いてから外に出ようとした時に感じたあの風は今でも忘れない。体操服を着ていたから体育の授業前だったんだろうな。
なんだこの風はーすごーい、と気持ちが高ぶるのを感じたことがすごく鮮明に残っている。
隣にはSくんがいて、うわーっ春だな、と言った気がする。いや俺が言ったのかもしれない、わからん。そんなに詳しく覚えてるわけないじゃん。
Sくんとの思い出はそれと他にもう一つしかない。誰かもう一人と一緒にうちに遊びに来て、終始ゲラゲラ笑っていたこと。あいつは箸も転がっていないのに笑ってた。
昇降口で春の風を浴びたときにはSくんとはそこそこ仲良くなっていた気がするんだけど、彼とはその1年間同じクラスだっただけなので春を感じるような季節に既にそこまで仲良くなっていたのだろうか?という疑問が浮上してくる。
考えれば考えるほど整合性がとれなくなってゆく。記憶なんてそんなもんだ。
覚えてることを都合良く解釈すればいい。じゃないとFF7のクラウドみたいになりそうで怖い。
そういえば、桜に気がいってて気付いたら木蓮が全部散っててびっくりするのって春あるあるだよね。
あと春本番になると宇多田ヒカルのtravelingとhitomiのBusy Nowを聴きたくなる。まだなってないから春本番じゃないんだろうな、というのはわかる。
お題を元に書くと俺はこういう感じになる。なんか過去に似たようなことを感じた記憶があるが、それも確かな記憶じゃない。