母父トニービン

明るいところで読んでね

vくいっぉp;

 
自転車がかなり汚れていたので掃除して、整備というほどではないが少し手を入れたら走りやすくなった。
しかし3年も経つと道も変わっているもんだ。以前この道はなんとなく走りにくかった気がするけど何が変わったんだろうなーと思いながら走っていたら、街灯が整備されていることに気付く。
急いで通ると前カゴの荷物が吹っ飛ぶほどの段差もなだらかになっていた。よく通ってた細道と交差する大通りが拡張されていて、どこを渡ればいいのかわからなくなっていたりもした。
3年で俺は何が変わったのか。たばこ止めたくらいか。
 
 
ダウンタウンなうの録画を見た。萩本欽一が出ていた。
松ちゃんがイジられているのを久し振りに見られてめちゃくちゃ面白かった。昔のHEYHEYHEYで松山千春あたりにいろいろ絡まれているのを上手く誤魔化すような、あの感じを見ているようですげー懐かしい。
面白さも当時と変わっていなかったのでバカ笑いしてしまった。俺がダウンタウンの番組を最もよく見ていた頃の、坊主になる前の松ちゃんだった。一番好きだった頃という表現は正しくない。
むしろ浜ちゃんのほうが若干昔と違って、偉い側について更に松ちゃんを追い込むような部分があったのが今回はあまりなかった。番組上や流れのこともあったのかもしれない。
 
 
テレビでメガネかけた頭よさそうなおじさんがプロパガンダの話してて「戦後のドイツは、おそらく本当は自発的に戦争に協力した人のほうが多かったはずなのに"自分達はプロパガンダによって騙されて戦争に加担した"と振り返るほうがより精神的に受け入れやすかったからそう言ってるところがある」ということを言っていてなるほどなーと思った。
プロパガンダプロパガンダって言うけれどそういうものを見る側も楽しみにして見ていた部分も大きいはずだし、じゃあそれを楽しみにすること自体が既に操作されていることになるとしたら社会ってなによってことになるし、もし日本が戦争で勝って日独伊でヤルタ会談してたらもう今となんかいろいろ違う社会になっていただろうから、だろうから?いや別に結論はない。勝手に読んで勝手に考えろ。
俺が小学校の頃に湾岸戦争があって、授業中だかなんだかに先生が珍しく教室のテレビを点けて、そこでは世界初の戦争中継で戦車が対空ミサイルを打つ映像が流れてた。それを見て俺は「うおーかっけぇーすげー」と純粋に興奮したのをとてもよく覚えている。プロパガンダに影響されたような世代ではないけれど、ガンダムがビーム撃ってザクをやっつけるとかそういうものの現実版、それを見ているという興奮だった。
その時は担任の先生が優しく「こらこらー格好良いとかそういうこと言うもんじゃないのよー」と優しく諭してくれたこともまたよく覚えている。
もしそういう教育がない時代だったら、その鮮烈な印象を憧れとして抱いたままコアファイターでマゼラトップに突撃していたかもしれない。
 
いや「俺が小学校の頃」というのはない。建物だったことはない。
 
ゴレンジャイの森ビルは笑ったなぁ。