母父トニービン

明るいところで読んでね

マフラーーCCM-149

 
人生で初めてマフラーを買った。あったかい。
 
子供の頃は首の周りになんかあるのが嫌で、マフラーはもちろん紅白帽のあご紐もすごく嫌だった。だから今まで一度もマフラーはしてこなかった。
よく、マフラーしたほうがあったかいのにーと言われて、うっせーな冬はさみーんだよそれでいいんだよって言ってきた俺も寒いと首が縮こまって疲れるので急に諦めてマフラーを買いに行った。
全く興味がなかったものを急に買おうとすると何が困るって、どこに売ってんのかわからないんだよね。マフラー屋ってあるのか?手袋あたりと一緒に売ってる店があるのかな・・・わからん・・・。
ということで服屋が多いパルコをうろうろしてたら無印があって、店員に「どうぞご覧くださいませー」って10回くらい言われたからめっちゃ見てたらマフラーが売ってた。初心者なのでとりあえず目立たない色のものを買った。
 
マフラーあったけー
 
アメトーーク「競馬芸人」を録画で見た。まあ内容は数年前の時と同じでライト層や知らない人向けな感じ。
途中でオルフェーヴルゴールドシップジェンティルドンナなど近年の名馬を紹介していて、それを見ていたらなんだか涙がぽろぽろと出てきた。なにこれ。
ゴールドシップなんかどうせ派手に負けるだろ、だとか、ジェンティルドンナなんて、だとか、普段は文句ばっかり言っているが、こんな素晴らしい馬達が走るほとんど全てのレースを見られて俺は本当にしあわせだ、こんなに素晴らしいことはない・・・なんてすごく感動してしまった。
ずっと近い距離で見ているものを、客観的な目線で(良いシーンだけをまとめたものだとしても)見ることもいいもんだと思った。
 
マフラーあったけー
 
チャンピオンズカップは、ロワジャルダンからワイドで総流しプラス3強その他に何頭か厚めに流した。あとニホンピロアワーズ単勝も少しだけ買った。
ホッコータルマエコパノリッキーを捕まえにいって交わすところで止まり、ロワジャルダンがこれを交わせば3着!交わせそうだ!サンビスタとのワイドは相当つくぞ!と思って交わした瞬間に外からサウンドトゥルーに交わされて4着。喜びから悔しがるまでがほんの一瞬の出来事だった。
なかなか面白いところ狙ったと思うんだけどなー。
 
Dr.コパがレース後にツイッターでなんか文句言ってたみたいだ。強い馬を持った途端にこういうことを言いだす。コパノリチャードにG1を勝たせたのは日本人だったか?
競馬が人気馬に都合の良いレースばかりになってたまるかよ。
まぁこの人のことは元々嫌いだしこんなもんだと思ってるところはある。
「鞍上古川のままラブイズブーシェ凱旋門賞に行く」と宣言した時はけっこう頭にきたのを思い出す。結局早々に古川を降ろしてるしね。恥ずかしくねぇのかよ。
 
マフラーあったけー
 
そんで競馬で負けたくせにその後飲んでたので、帰るまでツイッターを封印してM-1は録画で見た。
 
審査員が歴代王者に決まったと聞いた時は「ハァ?」と思ったなぁ。なにそれ。中川家あたりはともかく、審査員とそう芸歴が変わらない芸人も出るんだろ。
 
各組のネタ前に流れる変なVTRがなかったのはすごくよかった。
初っ端のメイプル超合金がすげー面白くて、次の馬鹿よあなたはもすっげー面白くて、やっぱM-1すげぇ!ってな感じでワクワクが止まらなかった。
点数はまあまあ最初がすごかったからこんな感じでいくのかと思ってたら次のスーパーマラドーナのほうが高得点だったのでびっくりした。漫才の巧さ?みたいなものが要求されてんのかな。M-1ってそうだったか?南海キャンディーズだって・・・と思ったここから審査に対してわずかな疑いが始まった。
次の和牛も面白かった。なんか顔がいい。いい顔してる、じゃなくて、顔がいい。顔とネタが一致してる。これは面白い!と思ったらそんなに得点高くないのね。
ジャルジャルはなんかこれ漫才っていうか台本を演じるコントなんじゃないのって思ったんだけど、まあそれはいいとして、難度が高いネタのかなんか知らんけどめっちゃ高得点だったのでもうM-1合唱コンクール的なものになったんだ、昔とは違うものなんだ、と思った。面白かったけど、ここだけ見たことがあるネタなのでそこが何とも言えない。
次の銀シャリは前から好きなコンビで、期待通りのツッコミだった。呼吸させない感じ?「〇〇!」『〇〇やないねんお前』のツッコミでハッハッハと笑って、そこで呼吸をする筈が更に面白いツッコミが続くので見ている側は呼吸ができない。あとボケの「〇〇!」の言い方もなんか面白い。声がいい。その銀シャリの得点が振るわない。
ハライチも面白かった。サイコ野郎が出てきたとき、ついに岩井が前に出てきたことがなんだか嬉しくなった。っていうかみんな面白いじゃん。M-1史上最高のレベルなんじゃないかこれ、とネタを見ながら思った。
タイムマシーン3号は、俺がこういうネタを好きじゃないので。なんかすっげーウケてたな。でも上手な漫才ではないよね・・・と思ったらそれなりに高得点。もうわからん。意味がない。
トレンディエンジェルは最初の「う~んトレンディエンジェル」のところで斎藤さんがバキューンのポーズをしたところでもう持っていかれた。なんかバタバタだったけど楽しかった。
 
みんな2本目いらなかった。
 
トレンディエンジェルの優勝は単純に順番が回ってきた、ってとこなのかなー。思えばM-1はそういうことが多かった。フットボールアワーアンタッチャブル、前年優勝しててもおかしくなかったところが翌年に獲るってのは過去にもあった。
去年のザマンザイで笑いの原点ってここなのかなー、なんて思ったんだけどそこに博多華丸・大吉がいたことで優勝できなかった。
敗者復活とはいえ既にほかの組よりも一段上にいるような感じはあった。そこにあの勢いでしょ。なんか敗者復活を盛り上げすぎだよね。
 
過去に印象に残ってるネタは、チュートリアルのバーベキュー、ブラマヨのボーリング球、一番最初の南海キャンディーズポイズンガールバンドの中日オレ、アンタッチャブルの万引き。
 
ファラオの「やっとM-1らしくなってきましたねぇ」は、笑い飯西田の「思てたんと違ーう!」に続く名言。
 
マフラーあったけー
 
出番順もかなり大きいのは間違いないけど、まぁ、競馬も枠順が悪いと惨敗したりするし、そういうのは仕方ないと思えるところはある。昔ポイズンガールバンドが一番目になっちゃって全くウケなかったことあったな。
東京大得意のジャングルポケットが4歳の2002年に東京競馬場改修で、天皇賞ジャパンカップも中山開催になっちゃったこともあったよなぁ。
あれが東京開催のままでもし両方勝ったりしてたらそしたらサンカルロが産まれてなかったかもしれない。
トニービン系の価値がもっと高まって、このブログのタイトルも母父フォーティーナイナーになってたかもしれない。マフラーあったけー。