母父トニービン

明るいところで読んでね

なにがおもろいねん

 なんか空とか大地とかって綺麗じゃん。夕暮れの山の佇まいや川のせせらぎに心が洗われるみたいなこと言うじゃん。そういう自然の風景に惹かれるのって生理的な部分がほとんどな気がする。食べると死ぬから腐った肉の匂いが生理的に不快に感じるようになってるってやつと逆のパターンで、最初から遺伝子みたいなのに組み込まれてるんじゃないかな。たぶん原始人とかも夕焼け好きだったと思うんだよね。

 そう考えるとじゃあ宇宙から見た地球がすごく綺麗なものに感じられるのはなんなの。遺伝子そこまで想定してたのかよ。もしも地球が使い込んだ10円玉みたいな色だったらガガーリンはなんて言ったろう。「地球はピロシキだった」って言ったかもしれない。

 

 この間友達に「小説書かないの?」って言われて、一体何と勘違いしてるんだろうと思ったけど俺小説書いてたわ。思い出して読んでみたらなかなか悪くなかった。ほう、と思った。あれ一応完結扱いなんじゃないかな。もういいやって終わらせた感がすごい出てるし。

 あれ書いてた時にすげー思ったのは、やっぱりプロットとか登場人物の設定みたいなの作らないと徐々にきつくなるね。あの短さでも子供が何歳なのかよくわからなくなってきて、辻褄を合わせるのにけっこう時間かかってしまった。でもプロット作ったら作ったで徒然なるままには書けなくなるからそういう方向の面白さは減りそう。あと結局あれのどのへんがカレンダーをめくるようになのか全然わからなかったな。メレンゲの気持ちくらいわからん。

 じゃあ異世界なんとかみたいなの書こうかな。異世界に行って馬券当てまくるの。毎回キタサンブラックから買うの。あー今考えるとキタサンブラックって毎回単勝買って見てたらすげー楽しめる馬だったんだろうな。なにがおもろいねん。