母父トニービン

明るいところで読んでね

母さん、俺やっちゃったー

なんか母親が映画好きなんだよね。60歳になった時に「やったこれからシニア料金!」って喜び方をするくらい好きなの。そんな母親と一緒にクイーンの映画を観に行った。

声かけたら喜んでたからうわー俺めっちゃ親孝行だわーもうこれ俺が死んだら道徳の教科書にこのエピソード載るだろうなーでもママァ〜〜〜アーイドンワナダ〜〜イとか歌ってたのに、映画の前に昼メシ食いながら喋ってたらなんかまあまあ世代だった割にそこまでクイーンのこと詳しくないらしい。俺の方が全然詳しいでやんの。

 

映画のほうはなんだろうな、とりあえず時間とか全く気にならないくらいよかった。すごくよかったけど見終わって何か残ってるかっていったらそうでもない。

なんかねえ、話が進むごとに、おっ、今度はあの曲だな!とか思う感じが楽しいんだよね。たぶんそう思わせるように作ってある。

でも折角だからあの環境でボヘミアンラプソディ通しで聴かせてほしかったなーとは思った。そうやって小出し気味にしといてラストシーンで持ってけ泥棒年末大セール!ウィーーーーアザチャーーンピオーーーンみたいな感じだったからまあ納得はしたけど。

ストーリーはちょっと綺麗めに作ってる感じもあったけど、さらにもう一歩踏み込んだものを見たいかっていったらまあそういうわけでもないし。

いやーしかしすごい映画だよ。なんたって曲がクイーンだから。すごい曲しか流れない。この映画で一番すごいところはなんですか?そりゃお前クイーンの曲だよ。

 

 

M-1見たけどオープニングで格闘家が出てきたりして、こりゃネタが始めるまで相当時間かかるなーと思ってうどんを煮込んでたら最初の組の冒頭を見逃しちゃったよ。マルコ牧師は前半になんか振りあったのかと思ったら違うのね。

なんかねえ、今年こそ気楽に見よう、と思うんだけど毎回そうなれないんだよなー。かまいたちがすげー面白くてたぶんこのコンビの最高のネタなんだろうなって思ったんだけど、うーんでもこれたぶん95点つく感じじゃないよなーと思ったら実際に平均90点くらいで変に安心しちゃったりとか。

ギャロップすげーよかったけどネタとテンションが普通すぎたのかなぁ。これは高得点だろ、と思ったわけでもないけどさ。ジャルジャルの後だからより普通に見えすぎたとか?「あれ?ここ笑うとこなのに全然うけてないな、なんで?」みたいな箇所がいくつかあった。ここだよ!みたいなキャッチーさに欠けたとか?考えてみると勢いというかノリが出てないのはあったかも。そういうのも漫才の腕なんだとするとまああれ位の点数になるのかなぁ。

 

なんかあれだなー。たぶんM-1が見せたいものをもう俺が求めてないのかなーとちょっと感じた。芸人のストーリーとか全然興味ないもん。ラストイヤーとかクソどうでもいい。そりゃ苦労人が報われたらいいよねぇみたいなことは思うけど、そんなことより一番面白いネタをやった人に優勝してほしい。かけっこは一番足が速い人に勝ってほしいのと同じ。

だから霜降り明星が優勝してよかったよほんと。ちょっとトレンディエンジェルが優勝した時と同じような「もう楽しけりゃそれでいいよめんどくせえそもそもお笑いって楽しむもんだし」っていう投げやり感もあったけどな。

 

立川志らくは「さぁ俺を唸らせてみろ」みたいな感じで見てたのかな。なんか審査じゃなくて他の方向を向いてるような気がした。誰に対してだったか、大衆の支持は得ているからどうのとか言ってたけどそんな話してないじゃん。でもまあ例えば審査員5人のうち1人があれだと相当おかしくなりそうだけど、7分の1だとなんとか壊れないで済んでるな。結果的ではあるけど。

上沼恵美子はもう「歳だからついていけない」ってはっきり言ってたから、もうちゃんと引退してもらって構わないよね。自虐ネタは笑えないって言った後に別の自虐ネタで大笑いしてるし、「私に(話を)振らないで」って毎年のように言うし、公式な場で人に対して点数で評価つけていい存在じゃないよ。まあ他にあんまりいねえんだろうなー。

 

 

丸が巨人にFAで移籍して、なんか文句言いたいのになんも悪口が出てこないわ。玉木宏くらい悪口言いようがない。いい男にフラれた女の人ってこんな気持ちだったのかな。