母父トニービン

明るいところで読んでね

うーん、平成!

いやー『ゆく年くる年』いいよね。見てて全然面白くないんだけどそもそも面白おかしく年越ししたいとか思ってないから丁度良いし、全体的に画面が暗いのもあってなんか厳かな気分になれる。ああいう気分になる時間って年間にもう何回かほしいけどなかなかタイミングもないんだよね。年が明けるまでのあの15分はなんだかとても意義のある時間の過ごし方と思える。スマホやパソコンでいくらでも時間つぶしが出来るようになった近年は特に相対的な価値があげみざわよしこだわ。

 

図書館で借りてきた本を読んでおります。10ページくらいのとこに紐が挟んであったあたりまでまで読んだらちょっと納得した。主人公の家にいきなり知らない女が電話してきて「わたし、今シャワーを浴びてベッドで裸なのよ」みたいなこと言い出したからめっちゃテンション下がっちゃった。こういう時に作家の顔知ってると余計テンション下がるよね。まじまんじ。

しかもアジサイは好きになれないみたいなことも書いてあったし。具体的な理由は書かれてなかった。なんだよその好きになれないっていうテンション下がるような言い方。いいよ別に好きにならなくて。そんなこといったら俺だってそこまで好きでもないもんね。向日葵とかチューリップみたいに、わたしあの花大好きー!ってなる花じゃないじゃん。料理でいったらひじきの煮付けくらいの感じ。おいしいし好きだけどあれだけじゃご飯食べられない。

ん?でも紐を挟んだってことはまた続きを読むつもりがあったってことだよな。自殺をするような人間が、本の続きを読もうとして紐を挟んでおきますかねえ?みたいなやつ。そしたら他殺の可能性が本線になってくるけど、一旦そこで読むのを止めてまた後で一気読みをした可能性もある。あーあ迷宮入りだこれ。

 

ファッションの流行は業界の人が集まって「今年はこの色のこの柄でいきましょう」って決めて流行らせてるって聞くけどあれ本当なのかな。そこに関して学生の頃から情報が増えてない。っていうか今なに流行ってんだろ。ここ最近よく見るのはえんじ色の長袖で袖だけえんじと白の市松模様になってるやつね。いやそれオジュウチョウサンの勝負服やないかーい。

紅白でよねづけんし見て、そういえば昔ボカロ時代にニコニコ生放送で1回だけ歌声を聞いたことあって、なんちゅう歌声しとんねんあんな曲を作れてこの歌ならこれはすごいなぁと感じたのを思い出した。演劇テレプシコーラとか歌ってた。いやでも久し振りに聞いたと思ったけど最近なんかのCMで歌ってるのを見たことあったわ。なんなんだよ。

CMといえば〇〇で検索!カチッみたいなやつが総じてむかつくんだけどあれなんなの。そうじゃないじゃん。サイトに誘導するんじゃなくて宣伝広告をしろよ。小保方さんだって「STAP細胞で検索!」なんて言わずにみんなの前でああやってはっきり言っただろうが。なんなんだよ。ゲーム実況動画で台詞全部読み上げるやつもなんなんだよ。読み終わってからあぁなるほどそういうことかーってリアクションしてんじゃないよ。

 

洋楽の曲のタイトルでオール・アイ・ウォント・フォー・クリスマス・イズ・ユーみたいにカタカナで表記されてるのがめちゃくちゃ読みにくい。ダ・パンプのユー・エス・エーって表記されるとなんだかわかんなくなんない?人によってはそのほうがわかりやすいのかな。年配の人だとMy wayよりはマイ・ウェイって感じだろうしなー。

ジャパンカップでストラテジックチョイスっていう外国の馬が3着に入って、解説のおじいちゃんがなんだかややこしい名前の馬ですねぇって言ってたなぁ。当時俺も全く同じように思ったけど、Strategic Choiceって表記されると今の感覚ではさらっとしてむしろわかりやすい部類の馬名にさえ見える。少なくともテレグノシス-Telegnosisよりは伝わる。当時と今とで何が変わったんだろ。もしかしたらルー大柴あたりが我々の英語に対するマインドをチェンジさせたってこともあるかもしれないね。

しっかしレッドホワイト歌合戦のサザンめちゃくちゃよかったなぁ。希望の轍のイントロの瞬間に思わずウェーイって声が出たよ。途中で女の人が出てきてこれ誰?とずっと思ってたらユーミンだってわかって、よくわかんないけどなんか「うーん、平成!」と思った。会場のボルテージが最高潮に達するってこういう時に用いる表現なんだなぁと思った。まあサザンとよねづけんしのとこしか見てないんだけどね。

この間クイーンの映画についての感想文で「クイーンはイロモノだったからああいう綺麗な物語として作られるのは当時を知る私にとって違和感がある」ってのを読んでこいつバカじゃねえのって思ってスマホ捨てたんだけど、その人からしたらサザンもイロモノだから紅白のトリには相応しくないってことなんでしょうね。帰れ。

まあ勝手にシンドバッドは昭和の曲らしいしサザンもユーミンも助走をつけて平成に入っていったクチだろうけど、俺だって平成最後の紅白歌合戦として見てたわけでもないから別になんでもいいわ。平成最初の紅白を見てたわけでもないし。なんとなくの感慨があればいいよ。そんなこと言ったらクイーンの「ガリレオフィガロマニフィコー」の意味わかるやついるのかっつうの。

しかし勝手にシンドバッドがデビュー曲なのってほんとにすごい話だわ。羞恥心が羞恥心でデビューするくらいすごい。笑いたきゃ笑うがいい、っつって。あともうそろそろ年越しだってタイミングで今何時?そうね大体ねって言ってんのがなんか面白かった。