この時季になると毎年思うんだけど、半年後にコート着てても震えてるような季節が来るなんて信じられないよね。アンビリーバブルや。どうも、雑文に定評のあるあじさいです。今度こそ三井をきっちり抑えたい。ミッチーサッチー騒動は結局何を揉めてたんだろうね。あたしゃ許しませんよ。
ところで昔バイトで
当日は設営だけの予定だったしべつに興味もなかったから本番始まる前に帰るつもりでいたら、現場を取り仕切ってるみたいな人に折角だから本番後の撤収もやってもうちょい稼いでいったらどうって言われて、会場もそこまででかくないし作業もキツくなかったからあーじゃあそうしますっつって残ることになって、そしたら本番中の転換も手伝ってってよって言われるがままにコンサート中に舞台袖みたいなとこに控えて、曲間の暗転中にささっとステージに木の椅子を置いてきて何曲かやったらまたその椅子を回収してくるみたいなことをした。警備が要るような会場じゃないし、それ以外は袖でパイプ椅子に座ってるだけなのにたぶんコンサート2時間くらいぶんの時給が発生したからおいしい仕事だと思った。♪部屋とYシャツと私、のとこしか知らないし退屈するだろうなーでもさすがに寝るのはまずいよなーとか最初は思ってたけど全然そんなことなかったわ。
当時の俺は今の俺よりももっとアホだったから歌手とか明るく楽しい生活をしてるんだろうなーなんて何も考えずに思ってたけど、なんか歌の合間にいろいろ喋ってるの聞いてたら子宮の病気で毎日毎日死ぬほど痛かったとかでも頑張って子供産んだとか今度は癌になったとかそれでも音楽を頑張るとか、壮絶な話をしてたからすげーなと思って感動してしまった。そうなると必然的に歌にも興味が向いてくるわけで、あれは本当に素敵な時間だったわ。っていうか平松愛理のコンサートで初めてあの代表曲を聴くなんてそんなことあるかね。それを知ってる人が集まる場所なのに。まあでも初めてちゃんと聴くのが本人の丁寧な生歌で本当に良かったわ。ちゃんと2番の歌詞でひょえ〜ってなって最後の方で切なくなったりした。テンポがゆっくりなのもあるけど、初めて聴く歌で全部何を歌ってるのかちゃんとわかるからすごいよね。ケムリクサのOP曲とか最終回になっても全く何言ってんのかわかんなかったのに。
そんでコンサートが終わって客が捌けた後に撤去作業してたらいきなり舞台袖から本人が出てきて、作業員全体に「お疲れさまでーす!ありがとうございます!」って元気にお辞儀して去っていったからなんかすげー嬉しかった。金と元気もらって最高だった。
なんか新しいの出るらしいよ。