母父トニービン

明るいところで読んでね

心が和めば世界はひとつ

ばらの花の歌詞ほんといい曲だな。この明るくも暗くもなく、無表情なようでもあり温かみを感じるようでもあり、落ち着くようでいて切なくなる。これが音楽ですね。

ちょっと歌詞の意味を考えながら聴いてみたら、どっから何がどうなって「安心な僕らは旅に出ようぜ」になるのかまったくわからなくなった。雰囲気はめっちゃわかるけど辻褄が合わないというか。なんかユニコーンのすばらしい日々に近い何かがあるなぁ。どこかになんか諦めがあるというか、そんな気がする。気がするとか思ったとか文章に書くのはよくない、ってネット上でたまに見かけるけど確かに自分でもたまに鬱陶しくなる。

最終バス乗り過ごしてもう君に会えないってとこ、バスに乗れなかったのかなーと今までぼんやり思ってたけどあれか、「乗り過ごして」だから「乗り遅れた」んじゃなくてバスには乗ったけど降りるはずの停留所で降りなかったってことか。最後の最後で行動を取れなかったってことか。だからあんなに近づいたのに遠くなってゆくのか。うはー。そんで終点かどっかで降りてジンジャエール買って飲むんだな。そうかそうか。俺もいろんな最終バス乗り過ごしてきたよ。ファジーネーブル飲むか。ファジーネーブルって店によって桃の甘みが強かったりオレンジの酸味が強かったりするから飲む度にこんな味だったっけなってなる。

歌詞がなんなのか全然わかんなくなっちゃったので、ネットで検索して出てきた解釈をいくつか読んでみた。そしたらなんでも言葉で言い表せると思ってるやつらなんてどいつもこいつもセンスねえなぁと思った。そう思うことによって相対的な自己肯定感を得た。こういうのが正しいネットの使い方です。そこは「気がする」じゃなくて言い切るんかい。

やっぱり歌詞はふんわり聴くのが一番いいよな。なんとなく自分の境遇や体験に寄せて浸って聴けばそれでよい。ちゃんと歌詞の意味が全部理解できて、その内容を余すところなくきちんと人に説明できる曲なんてみかんのうたくらいだもん。

 

昔を思う曲というとユーミンの卒業写真がありますね。いい曲だよなーと思ってたけど、この間ちょっと耳にして「なんて身勝手な歌だ!」と憤りを感じてしまった。あなたはあの頃のままでいてね、でも私は変わってしまったので、そんな私をあなたは遠くで叱って?ハァ?どういうつもりで言ってんだよ。自分だけ人混みに流されてると思ってんのか?なめやがって。

そういえば紅白でノーサイド歌ってたな。曲ぜんぜん知らないけど。あのエレキピアノ?みたいな音がユーミンって感じだよなぁ。なんかラグビーってあれだよね。Jリーグ創設によってサッカーが流行り始める我々の世代よりもちょっと上の人達が好んで観るという印象がある。俺ぜんぜん見なかったからあの笑わない人がテレビ出てるの見かけるとあの人を映すことによって何が面白いのか何の意味があって出演してんのかわかんなくていらっとする。はーばらの花もっかい聴こ。

 

ばらの花

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すばらしい日々

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卒業写真

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