母父トニービン

明るいところで読んでね

文章を書く上で「書後感」はとても大事

 


ブログ書いてる人は、年末に自分の記事の「2014年ベスト」を紹介してよ(自分は棚上げしつつ…) - 見えない道場本舗

 

 

これいいなと思ったんだけど、最近あんまり自分の書いたやつを読み返さなくなった。

んではてなブログで最初に書いたやつだけ読んですぐめんどくさくなっちゃったんで中止。

 

いつも文章を書き始める最初のほうは楽しいのに、文章の細かいところを手直ししたり書き足したりし始めるとDAN DAN 心冷めてゆくことに悩んでいます。

それでもせっかく言いたいことがあってそこまで書いたんだし、負けないでほらそこにゴールは近づいてるっつって頑張って直しを入れて「公開する」ボタンをクリックするんだけど、もうその頃には最初に何が言いたかったのかよくわかんなくなってるんだよね。

肩肘張らずに思ったことをダラっと書いてるはずなのに、いつのまにか作品として作り上げるみたいな感じになってしまう時があってつらい。書きたいこと書いたはずなのにつらい。目的と手段が逆になってつらい。心にシワが増えるだけ。

 

思うままにわがままに書いてても途中で「俺、今すごくいいこと書いてる」とか思って舞い上がっちゃうともうダメね。思ってる以上のこと、持ってる以上のことを書こうと背伸びしてもダメ。ママの靴で早く走れなかった。

自分の趣味に関しては背伸びせずにいくらでも書けるんだけどね、確かに疲れるは疲れるけど。オルフェーヴルのやつ書いた時(書いたのけっこう前なんだけど)なんかは長くてもけっこう楽しかったし、多少の手直しも苦にならなかった。少しも寒くないわ。

 

というわけで、自分が書きたいことをまあまあ書けていて、かつ"読後感"ならぬ"書後感"の良かったような気がするやつを選ぶことにしました。

気がする、ね。読んでないんで。心ごと体ごと全部記憶の中の幻、を頼りに選びました。これらを読んで読後感が良いかどうかは書き手側は知りません。