第2回。今日はミクの日ですね。
ココロ・キセキ / ジュンP
原曲作った人とは別の人が勝手に解釈を入れて勝手にアンサーソングを作るという、2次創作にあたる作品です。そして原曲を作った人がこっちを支援するという、まさにニコニコ動画ならではという曲なんじゃないかなこれ。
原曲のココロとセットで通して聴くとけっこう感情を揺さぶられるよ。マジで。
悪ノ召使 / 悪ノP
リン/レンって対になってる感じがすごくいいんだよなぁ。それを存分に活かしてるよねこれ。それとメロディがすごく綺麗。
七つの大罪シリーズで一番伸びてんのかなこれ。っていうかレン曲で1位か?と思って調べたらパラジクロロベンゼンとかなりの僅差だった。
ぽっぴっぽー / ラマーズP
一時期ファミマで野菜ジュース売ってたよね。買っちゃったもん。
なかなかのネタ曲だけど、なんでこれが流行ったのかね。楽しいからか。じゃあ深く考えなくていいや。
ああそうそう、この絵で脚が内股に見えるかガニ股に見えるかに分かれるらしい。俺は内股派だから、左手を上げてる時に右脚が上がってるように見える。
*ハロー、プラネット。 / ささくれP
ファミコンみたいな音。この物語、なんとも言えない感じがなんとも言えない。知ってる人も知らない人も、このなんとも言えなさを改めて味わってみてほしい。
これもなんかシリーズものだよね。ワンダーラストも好き。
ローリンガール / wowaka
この人の動画はPVなしの一枚絵だから他の人が動画つけるのが面白い。
この曲は特に初音ミクの声が合ってるよな。人間が歌うと体温が入ってしまったりしつこかったりしてなんかバチっとハマりにくい気がする。
おちゃめ機能 / ゴジマジP - ろん(歌)
これだけ歌ってみた動画ですよー。わーい。この動画、歌ってみたタグ再生数ダントツ1位なんだね。
イントロからずっと続くこのノリ、歌のノリ、なんかいいよね。サビで歌とキーボードと2つのメロディパートが歌ってるような感じがいい。
モザイクロール / DECO*27
これは格好良い。リズムに乗ってるとあっと言う間に終わっちゃって、またリピートしたくなって、2回目以降はもうイントロのギターからノリノリになってる。
映像の勝利って感じがする。もちろん曲が良ければこそなんだけど、この人の動画はどれも映像が凄いよね。
Nyanyanyanyanyanyanya! / daniwellP
外国の人がこの曲のピアノ弾いてる動画があって、なんかすげぇなーと思った。「謎の罪悪感」も少し感じた。みくみくダンスで踊ってるやつもあったけどあれはあざといかもしれない。
これも曲だけじゃ流行ってたかわからんねぇ。このアニメと飛び出すアルファベットが入るだけで全然変わるもんだ。
般若心経ロック / クワガタP
「般若心経ポップ」という既に「なにそれ」な食材を、こちらのシェフがロックな感じでアレンジしたものでございます。こちらでは爽やかで疾走感のある成仏が可能となっております。
俺こっちのほうが好きだな。
アンチクロロベンゼン / オワタP
パラジクロロベンゼンより先にこっちを聴いたのでこっちのほうが印象が強い。年齢を重ねるにつれて、動画視聴後の疲れが増します。
すごいよねえこの世界観。初めて聴いた時は強烈な衝撃を受けたもんだったよ。うわーこの人すごいなぁ、と思ってマイリスからトルコ行進曲オワタ聴いたらズコーってなった。
どういうことなの!? / くちばしP
なんかこの曲、どこがどうってのはわからんけど妙に好きなんだよな。
もうこのへんになってくるとPVが当たり前で、曲よりPVの出来に左右され始めてるところもあるかもしれない。動画として非常に出来が良い。
悪徳のジャッジメント / 悪ノP
七つの大罪シリーズではこれが一番好きだなー。曲の雰囲気と絵がすごく合ってる。KAITOの声も合ってるような気がする。
まあこりゃあ大罪ですよね。シリーズのほかの曲と繋がってるのかどうかはなんともいえない。
こちら、幸福安心委員会です。 / うたたP
これAメロがけっこう好きなんだよ。そこから「はいはーい!」の声が入るところであーあwwwwってテンション変わるのが楽しい。あの歓声がなんなのかわからなくて面白い。
こういうネタ曲が流行るからいいよね。これといーあるふぁんくらぶ見てボカロはまだやれると思った。
かつて日本の音楽では、ユニコーン『大迷惑』、とんねるず『ガラガラヘビがやってくる』『がじゃいも』、たま『さよなら人類』などネタっぽい要素を含む曲がよく売れた時代があった。
そこから時流の波にも乗った音楽業界の勢いがピークを迎える頃には、商業的なものが多く出始めてハイペースな生産と消費が繰り返されていった。その結果、新しいものが出にくくなっているのかもしれない。
ボカロも似たような道を辿っているところは多分にあると思う。
楽曲・PV共に動画のレベルが格段に上がった昨今、再び一大ムーヴメントを起こすようなネタ曲は現れるのだろうか。
そこから日本の音楽は変わるかもしれない。注視していきたい。
(ちゃんとした音楽の記事っぽく締めたな)