母父トニービン

明るいところで読んでね

わたしのCDアルバム10枚

 

私の10冊 - 母父トニービン

 

本やったんでCDもやります。

 

まぁ好きなアルバムがちょうど10枚ぴったりなわけないし、あんまり一生懸命考えるのも面倒臭いし時間かけても仕方ないからさくさくっと気分で選んだよ。世代が窺える。

 

結果、全部邦楽になった。俺が洋楽でオリジナルアルバムをじっくり聴いたのってそんなに多くないからな。

 

globe

globe

 

これは本当に素晴らしいアルバムだ。あのねー、すごい。すごくいい。

凄すぎるものほど表現が端的になってしまうのは、ああこれ思い付いた時点で違うのはもうわかってるのにせっかくだから書くけど、レイザーラモンHGの腰振りが「早すぎて逆にゆっくりに見えてるんですよね~」に近いかも。

はい近くないですね。次に出たアルバムも好き。

 

スリーアウトチェンジ

スリーアウトチェンジ

 

若い。歌も演奏もそうだし、歌詞も若い。青い。切ない。はぁ~たまらん。

これ聴くと俺も年取ったなぁ、って思う。ネガティブな意味じゃなくてね。

歌詞カードにコード譜が載ってる、珍しいアルバム。あれは良かった。

 

CORKSCREW

CORKSCREW

 

だめだよこんなの、これもうイントロのドラムの音からいきなりカッコイイもん、刺激強すぎるよ。

当時はシングルしか聴いてなかったから、それらとこのアルバムの持つカラーとのギャップが大きくてかなりの衝撃があった。

俺が多感な時期にこのバンドを傾聴して傾倒したから大人や社会への憤りで心がいっぱいになったけど、まあまあそういうのも良かったよね。

 

SHINE

SHINE

 

ちょっと前まではEDENとSTYLEのほうが好きだったんだけど、近年こっちのほうが好きになってきた。

以前からあった疾走感はそのままに綺麗な音が乗ってきて、今聴くとここでバンドの音としては一度完成してる感じを受けるなぁ。

バンドの時期としては、1年充電した後のアルバムで、RYUICHIの声が甘〜くなっちゃって困るよねって声も多かった。

「I for you」で良くも悪くもバンドのイメージが決定的になってしまったけど、俺はこの頃が一番好きだなー。INORANもカジュアルになり始めてきてカッコイイ。

ところでLUNA SEAのアルバムは、発売して1〜2ヶ月経つと中古ショップに大量に並ぶのが恒例だった。

ここだけやけに感想が長いな。

 

メイキング・ザ・ロード

メイキング・ザ・ロード

 

ひたすら黒夢を聴いて体制への反逆心を抱いて悶々としていた俺に、自由でいいんだよ、好きなようにしていいんだよ、と教えてくれたのがこのバンドとこのアルバムだった。

このアルバムで心が開放されて今に至る。

 

TERRA2001

TERRA2001

 

これ2ndアルバムなんだけど、1stもいい。どっちが好きか別に決める必要も意味もないしなぁ、と思って今回はなんとなくこっちにしといた。

あっちは全体的に締まった感じの空気で、こっちは少しフワフワしてかわいい印象が強い。暖かさも切なさも感じられる。

 

 

DOLPHIN

DOLPHIN

 

うひょーかっけえ。これも綺麗な疾走感だねー。ギターかっけえよなー。もう何が何だかわかんねえもんな。

最後の曲のイントロが流れると両手を握って振り上げたくなる。

歌詞が暗いのはこのバンドの特色と言えるんだと思う。そうそうこのアルバムは歌詞カードの写真がなんかいいんだよねー。すげー綺麗で曲のイメージを向上させるのに一役買ってる。

 

音樂ノススメ

音樂ノススメ

 

基本的にラップは好きじゃないはずなのに、HALCALIは大好きなんだよね。このアルバムはなんかボンヤリしているというか輪郭がつかめない。さらっと聴けるような、ちょっとテンション上がるような、凄くリラックスできるような、まぁ半端と言ってしまえばそうなんだけども。

ってこれ、いしわたり淳治も参加してんだ。この上のアーティストのところ見て初めて知った。へぇー。

 

ULTRA BLUE

ULTRA BLUE

 

宇多田ヒカルはDEEP RIVER以降全部大好きなんだけど、今回はこれにしとこう。

買う前に一番わくわくしたのはこのアルバムだな。この頃の、曲がちょっとふわふわ浮いてる感覚はたまらない。

この人が同年代にいてくれて本当に良かった。幸せ。

 

GAME

GAME

 

これもアホみたいに聴いたなぁ。女の子3人組だからって正直なめてかかってた部分もあったと思うけど、それにしてもこんなにいいアルバムだとは思わなかった。

1曲1曲全部ちゃんと聴ける曲なのが凄いよねぇ。最後の曲がなんかすごく懐かしい雰囲気があって好き。

 

 

 

いやぁ懐かしいのばっかりだね。

シングルはおいしいおかず一品だけど、アルバムはコース料理に近い。まぁそういう料理店はまずいかないけど。流れを楽しむというか、そういう側面もあると思う。

アルバム1枚の中で抑揚がいくつもあったり、上に書いたような曲と曲のつながりがあったり、最初から最後まで勢いで突っ走るものもあったり、居酒屋でただ好きなものだけ五月雨式に頼むのとは全然違うと思うよ。最後にお茶漬けで締めるのは少し近いところがあるかも。

アルバムだと正直微妙な曲とかもあるじゃん。でも聴き慣れてくるとそういう曲でもなんとなく終わりまで聴けて、自然と次の曲のイントロを待つ体勢に入ってて、その感じがなんか好き。そのイントロまでの"間"もいつの間にか手の内に入れてたりするんだよね。

だからアルバムをランダム再生しちゃうとたまに気持ち悪い。

 

っていうか音楽の良さを言葉で表現するのってなかなか難しいな。