なんか春先からブログを書くことに飽き飽きしてて、まあいつものことかーと思ってたけどいつもの飽き飽きよりずいぶん長いな。今日も今日とて飽き飽きしております。でもなんか飽きたのと飽き飽きしてんのは別だな。
なすがままにいればそのうちthere will be an answerなのかな。いやべつに答えとかいらんわ。ブログなんかdig in the dancing queenな感じでいいんですよ。
そういえば地下鉄サリン事件の時に父親が1本前だか1本後だかの電車に乗ってたみたいなこと言ってたな。坂本九はいつも必ず同じ航空会社の便で移動してたのに、たまたま別のとこのに乗ったら墜落したらしい。
飛行機乗らないから航空会社全然わからん。清水エスパルスはJALだった気がするけど、全日空がJALなのかANAなのかわからん。都営地下鉄と東京メトロが別ってのも割と最近知った。
こういうのって教えてもらっても最初から必要な知識だと思ってないから覚えらんないよね。焼肉の部位とか出世魚とか。いいですか、ゴールドアリュールの子がクリソライトでディープインパクトの子がマリアライトでゼンノロブロイの子がリアファルですからね。
クロアチアとデンマークの試合すごかった。デンマークが開始1分で点取ってうわークロアチア頑張れと思ったらすぐ3分後に追い付いて、いやバレーボールじゃねえんだよと思ってたらそこからずっとそのまま点が入らなくて延長になってんの。
終わりかけにクロアチアがPKとったけどモドリッチが止められちゃって、結局そのままPK戦ですよ。それも両チームのキーパーが止めに止めまくって、かろうじて3対2でクロアチアが勝った。全部枠に飛んでたのに半分しか決まってないとかすごい。
PKとったプレーもモドリッチからのパスだったし、あの華麗なスルーパスはやっぱりうっとりするわ。ワールドカップでここまでモドリッチを見続けられるのはほんと嬉しい。前回大会はいきなりブラジルに負けてだめだったから。次はロシアとだから相手のホームとはいえ残った中ではやりやすいほうだし、結果的に最初のグループでアルゼンチン負かしたのが相当でかかったな。
日本とベルギーの試合は前半けっこう押され続ける部分もあったけど結構冷静に対応してたし、日本が押してる時間もあってもうなんか4コーナーの手応えが抜群な感じだったからあれこれマジでチャンスあるぞと思って見てた。
そしたら原口が決めて、おいおいこんなのきっちり決めるとか今までの日本にあったか?と思ってたらその後すぐアザールがポストに当ててあぶねーと思った後にさらに乾もいいシュート決めて、ちょっとポカーンとした。なんだこの決定力。城や柳沢が叩かれてた時代もあったけど、これがよく言う隔世の感があるってやつか。foxにつままれたようなfeelingだった。
でも、よく「2点差は数字上では差があるように見えて実はけっこうやばい」って聞くから全然安心はしてなかった。してなかったんだけど徐々になんかこれ普通にいけるんじゃねえのかという気がしてきて、このままいってくれーと残り時間をチラチラ気にし始めたところで点取られてだめだった。
あのベルギーの変な1点目で潮目が変わったよなー。押され続けたからなのかなんなのかまたクリアが半端な感じになっちゃって、おいおいセネガル戦と同じ取られ方はやめてねと思ってたら本当に点取られて、もう終わったと思った。
後でドイツのカーンが「キーパーはミスっても何事もなかったかのように堂々と振る舞わなくてはいけない」って言ってたらしくて、なるほどなーと思った。そりゃあんたはそうだろうよ、と思う一方で、そこの差で間違いないとも思う。
ああいうの前半はすげー冷静に対応できていたように見えて頼もしさを感じたけど、ずっと圧力を受け続けて消耗してきたとこで抜き差しならない状況になった時に底力の差みたいなのが出るのかな。そこが世界との差ですよねぇとか言って雑に結論付けるのも簡単だけど、なんかなー。なんなんだろうなー。
まだリードしてたけどこれは終わったと感じる一方で、いやなんとか振り切ってくれぇーたのむーとも思ってたけど、そのまま順調に崩れてく日本代表を眺めてた。2点目も3点目もなんもリアクション出なかったよ。そらそうなる、と合点がいった。
まあでも2点リードしてる時間に、よく比喩で出てくる「──彼らは、今まさに、新しい歴史への重い扉をノックしているのだ!──」みたいなやつはすごく感じた。これもう手が届くとこまで近づいたから「手応えはあった」で終われるのは今回が最後だね。
なんかオルフェーヴルが勝ったと思ったのに負けた時の凱旋門賞思い出すなー。まああの時の絶望に比べりゃ今回は、日本代表ほんとうに頑張った、と思える。俺サッカー興味ないけどさー、の前置きでいろいろ言うやつに相槌打つくらいの余裕は残った。
夜中に起きててよかったな。結果論だけど。