母父トニービン

明るいところで読んでね

脳が悪い

なんかミソフォニア(音嫌悪症)っていう病気だか障害だかがあるらしいよ。ツイッターで知った。ツイッター好きじゃねえかよ俺。俺もなんとかフォビアっていう小さいものの集合体恐怖症っぽいから友達になれそう。集合体恐怖症で検索するとその俺が恐怖を感じる画像が出てきて背中かゆくなっちゃうので何フォビアなのか調べられない。

その音嫌悪症の人はまず自分がそういうものを抱えてるって知ることがなかなかできなかったらしくて、周りもそんなミソフォニアなんて知らないからただの神経質だと見做されるし自分でもそうなんだろうと思ってたらしい。俺も最近ようやく自分のいろんなことがわかってきたけど、わかってくる前は全部自分の性格だと思ってたもんな。好不調の波が激しいのは気分屋だからだと思ってたら気圧の変化に影響を受けやすい体質だったとか、人が多いところに行くと突然無口になったり機嫌が悪くなったりするのは口下手だったり怒りっぽいからだと思ってたけど人酔いしやすいせいだったとか、そういうのがわかって非常に楽になった。昔の友達とかに今からでも釈明して周りたいもんね。

この前発達障害ADHDかなんかの人の文章で、薬を飲んだらすごく落ち着けて楽になれたけどじゃあ果たして薬が効いてる状態が本当の自分なのか脳と心は一体なのかと考え始めちゃって混乱してるから詳しく教えてちょんまげみたいなの読んで興味深いなーと思った。俺もやけに優しい行動ができる俺とすぐ冷たい態度を見せる俺と何でも知りたい俺と何にも興味が湧かない俺とどれが本当の俺なのかって考える時期があったけどよくわからんうちに収まったなぁ。たぶん自我とかアイデンティティみたいなものが別にどうでもよくなってきたからちょっと科学的に考えるようになったのかも。性格と体質を合わせると性分とか気質みたいな言葉になるのかな。なんかそういう感じで人格の統合が進んだ感じがある。ビリーミリガンみたいだな。

 

 まあでも、こういうのって、本当につらいとき、死にたいときには、読んでもうまく咀嚼できないですよね。

 そういうときは、まず病院に行って、薬による治療を考えてみるべきでしょう。

 人間って、バカバカしいくらい、化学物質に制御されてしまうのです。

 考えるのは、少しラクになってからでも、遅くはないのだから。

 

「自分をADHDと思いこんでいるただの低スペック人間多すぎでは?」についてのとりとめのない雑感 - いつか電池がきれるまで

 

これを読んだ時になるほどなぁと思って、自分も自分の脳も心も普通に科学的な説明がつけられてべつに特別なものじゃないんだなと理解できて気が楽になった。うーんせっかく引用したからもっとなんか書くべきかなーと思ったけどもうなんもない。爆笑問題の2人が喧嘩した時に、太田に責められた田中が「それは俺が悪いんじゃなくて俺の脳が悪いんだから、俺の脳に文句を言えよ!」という逆ギレなのかなんなのかわからない言い訳をしたらしい。そんで太田がなんなんだこいつってアホらしくなったみたいな話をどっかで見たことがあったけど、田中の理屈もあながち間違ってないのかもしれない。