母父トニービン

明るいところで読んでね

ブダペスト!

死んだらどうなんのかなーって思うことあるじゃん。最近はそうでもないけど昔はよく考えた。でも自分が生まれる前はどうだったのかって一度も考えたことがないのはなんだろ。

生命が誕生する仕組みを学校で習うからべつに考える必要がないのか。ん?よく考えたら逆に命が終わる仕組みって教わることがないな。心臓が停止して脳に酸素がいかなくなって・・・あれ?死の定義ってなに?いわゆる瞳孔が開いたらってやつ?調べたら明確には決められないらしいけど、法的には脳機能が停止したらそういう状態として扱われるみたい。医者が死亡の診断をする場に立ち会ったことあるけどどこを診て決めてたのか覚えてないわ。

今ほど医学が発達する前は四十九日の間に息を吹き返すこともあったとか何かで前に見た。そうなると死んだらどうなんのかなーに加えて生き返ったらどうなんのかなーとかにもなってくるよね。単純に死んでるあいだの記憶がないだけ?クリリンとかそのへんけっこう詳しそう。

どうなったら死ぬのかよくわかんないからこそ、死んだらどうなるのかって考えるのかな。まあ一理あるけどそれだけではない気がする。愛はどこからやって来るのでしょう。今こうして死について考えてる自分の精神がいきなり停止するのどうなんのってほんとうに思うよなー。地縛霊とか信じる人の気持ちもわかる。

昔から俺おばけとか全く信じないから怖い話されてもこえーって思ったことないんだよね。中学校の修学旅行で怖い話の本を持ってきたやつがいて、夜に同部屋のメンバーで電気暗くして朗読会みたいのやったのよ。まぁそしたら読む担当になったやつが声のトーンとか間の取り方で雰囲気出すのめっちゃ上手いのよ。

当時は霊的なものを信じるかどうかとかべつに考えてなかったし、自分は怖がりだと思ってたからうわ~いやだな~こういう雰囲気こわいな~そろそろ怖いシーン来るのかな~って思いながら聴いてたら急に話が終わっちゃって、え?終わりなの?と思ってたら周りがうわー怖かったーって言い始めて、は?なんだこれ?ってポカーンとしたのをよく覚えてる。

それ以来怖い話が怖かったことがない。そういや最近テレビでも怪談番組みたいの見ない気がする。心霊写真とかもCGとかで簡単に作れちゃうから流行ってないもんな。

 

そういえばちょっと前に『異邦人』読んで面白かった。なんというか一番の見所がどこなのかよくわかんないのがよかったなー。家の窓からぼけーっと外の通りを眺めてるシーンとか、母親の葬式でひたすらあついあつい書いてるとこがなんか好きだった。あと夕暮れの街と一体になるとこね。いやそんなシーンあったか?あったようななかったような。

そんな流れで次に『ペスト』読んだら話がじわじわとしか進まなくてだるくなっちゃった。もっと涼しくなってから読んだらいけそうな気がする。

 

東京ドーム3連戦、カープは4-12で敗れて負け越し。

今日はもう心が凪になったよ。いやー大敗してむしろすっきりしちゃうよねとかそういう感情ではない。エースの大瀬良が大量失点して早々に降板しちゃって、直後に丸の満塁ホームランで引導を渡されて、もうこれ以上何も打つ手がないという象徴のような負け方だった。

参りました。可能性はまだ残っているけれど、今シーズンの優勝ははっきり厳しい。