やれやれ。ずっと「暗いよ道は ピカピカの」だと思ってたら「暗い夜道はピカピカの」だったよ。いらない何も捨ててしまおう。
暗いと夜道が重複してんだろうが。しかも英語の歌詞調べたらフォギークリスマスイブだったから夜は夜でも暗さがどうかじゃなくて霧が出てることが問題になってるし。
それよりお前らあわてんぼうのサンタクロース聴けよ。子供の頃からなぜかあの曲好きなんだけどついに今年なんでかわかった。メロディがすげー綺麗だわあれ。いそいでリンリンリンいそいでリンリンリンがすごい。
ってこれ作曲小林亜星なの!?え?????マジ!?なにこれ???今年一番びっくりしたわ。
M-1はもう去年のミルクボーイでひとつの答えが出ちゃった感じあるから、楽しめりゃいいやって気楽に見た。
なんか審査員も優しかったよね。全体的に。昔「こっちだって本気で一生懸命やってるんだ」とか言ってたのに全部90点以上で賞レースにもかかわらずほとんど点差つけない人もいるし。
俺はウエストランドの優勝が見たかったんだけど今回はさすがに無理だった。好意的に見てる俺でも「なんでそこまででかい声出して怒ってんの?」ってなっちゃったもん。
真ん中へんのポコポコ高得点出てたあたりで「この辺でウエストランド来い、ウエストランド来い」と思ってたけど結局一番最後になっちゃったし。
あの芸風だからこそハマれば一発あると思ってたけど、今思うと何でも好材料に捉えちゃうのは穴狙いで競馬負ける時の考え方そのままだったわ。
マヂカルラブリーは1本目を見ながら、木を切るとことか丸太を抱えながら突進して後ろにジャンプして下がるとことかけっこう細かい演技ちゃんとやってんだなーって変なとこで感心しちゃったよ。
2本目の「サンドイッチー」「ひとつください!」はもうめちゃくちゃ笑った。何でだよからの何でだよ。ネタ終わってこれは決まったと思ったけど最後の投票がすげー割れてびっくりしたわ。俺は見取り図面白いと思わないから余計に。
M-1始まって数年くらいの時に、ラジオかなんかで松本人志が「つかみでもなんでも、2本目のネタやる時に1本目のネタをフリに使って笑いを取るのは絶対あかん」って言ってたけど、今回おいでやすこがに投票してたのはちょっと気になった。
あと「あれは漫才なのか」みたいなやつあるけどそんなこと言ったら字余りは俳句じゃないし、勝ってガッツポーズする柔道は武道ではないし、今年のダービーも菊花賞も競馬じゃないよ。
しかし野田ミュージカルのネタとやってることが同じなのがすごいよなー。専門的に見ると全然違うとかあるのか知らんけど。あのタンクトップとジーパンだった野田クリスタルがM-1優勝しちゃった。すごいね。
後からYouTubeの公式チャンネルで見返してみたら、上手く言えないけどネタが見やすい感じがして、なんだろうと思って気づいたわ。ネタの途中に松本人志とか上戸彩とかが笑ってるカットが入らないからだ。やれやれ。もうテレビ捨てるか。
YouTubeといえば最近神田伯山の畔倉重四郎を見てめちゃくちゃすごかった。
大雨の中の人殺しと、最後に一人で喋るところめちゃくちゃすごかった。これ、タダで観ていいのか……?って思っちゃったけど別にテレビで観てもタダか。
いやーでもM-1もそうだけどテレビだと時間を合わせて観るから多少緊張感があるよな。ネットだとうっし観るかーくらいの感じで名人芸を観られちゃうから、金よりも向き合い方のほうに後ろめたさを感じているのかもしれない。逆に言うと金払うことでそれを緩和するのかもしれないね。いやでもテレビも録画して観る時は割と雑に見てるか。
でもこのご時世にあんなやりたい放題やっちゃう悪党の物語とか観るもんじゃないなぁ。あいつ絶対マスクとかしないだろ。
テレビで神田伯山の講談とかやってたら名シーンの一番いいとこで、目を見開いた小島瑠璃子の顔アップとか頬に手を添えたバナナマン設楽とか映すんだろうな。やれやれ。