母父トニービン

明るいところで読んでね

いよっ日本一

 オリンピック開会式観た。最初映像ばっかりだったからこれYouTubeでやればいいのにと思って、この後もつまんなかったらテレビ捨てればいいかってそのまま観てたらなんかよかった。

 よくわかんない表現もあったけど、別にああいうのは逐一全てよくわかる必要もない。開会式をネタに文章書こうとする人間にあるまじき発言ですね。

 

 

 なにが一番よかったって、真矢みきの晴れ晴れとした表情がよかった。よっ!日本一!素晴らしい人選ですね。真矢みきが見たかったわけではなくても、俺はこういうのが見たかったんだよ!と思わされてしまう。俺もあんな顔して仕事したい。

 あと木遣りが出てきたのはよかったけどせっかくあれやるなら梯子乗りまで見たかった。

 お笑い芸人からへのへのもへじの流れは、「これを面白いと思う人が世の中にいるんだ」という新たな気付きを得られたので今後に活かしてゆく所存です。あれはなんとなく「みんなが喜びそうなものを作ってあげた」って感じを受けたなぁ。

 

 そんで選手入場でドラクエの曲が流れてちょっと泣いちゃったよ。ドラクエが日本を代表する音楽になってる!今まさに、なった!って。そんでその後に続けてFFが流れて怒涛のメドレーやんけー次はなんだ?ゼルダか?チーターマンか?ってなったらその後から知らないのばっかりだった。

 あるよなーそういう音楽アルバム。最初の数曲はめっちゃいいのにあとの8曲くらい流して聞いちゃう感じのやつ。でも最後の曲はちょっとよかったりするんだよね。

 ロマサガも流れててあーこの威風堂々とした感じが合うねえ、と思ってたのにBGMが何周かして冷静になってくると今度は違和感がすごかった。なんかこっちが勝手に違和感を覚えてるんだよ。

 つまりそれはゲーム音楽の位が相対的に高いとか低いとかじゃなくて、「俺がゲーム音楽を低く見てる」ってことなんだわ。もう染み付いてんだよな。いやだから染み付いてるから感動すんだろ。自分が追いついてないんだよなー。

 ボカロの千本桜を和楽器の匠の人達が演奏する動画についた「謎の罪悪感」のタグみたいなもんだわ。お前もし紅白で演歌歌手が千本桜歌ったりしたらあれだろ、あのー、いやあれは演出がいまいちだっんだよなぁ。

 でもまあ5年前にあんなフリしといてマリオがどこにも出てこないのがね。そういうのが地味にテンション下がるんだよね。

 あと日本の選手が大勢出てきてわいわいはしゃいでるの見てたら渋谷の交差点に見えてしまった。日本人だけしょぼく見えてしまうのは日本人コンプレックスが染み付いてるからかな。

 

 あとやっぱ長嶋と王が出てきたのはよかったな。代理で中畑が出てきたらすげー面白かったけど。俺の予想では最終走者が長嶋だったけど、体調もあるしな。

 そんで橋本聖子の後に外国のおじさんがスピーチ始めたから消音モードにしてしばらくスマホいじっててたら意識がスマホにいっちゃって、あっやべっ続き見ないとってテレビ画面を見たらまだ喋ってた。

 

 

 あとはなんか花火打っとけ打っとけばっかりだったのはコロナで花火が余ってたからかな。金も余ってたのかもしれない。エヴァ使徒が来た時に、とりあえず無意味に軍隊のミサイルやら爆弾やら撃ち込むアレと同じ要領か。

 俺は空撮の新国立競技場を見る度に、デザイン変更になった後の着工当初に過労自殺した、現場監督の若者を思い出すんだよなぁ。