いやー大谷すごい。いや知ってる。それはみーんな知ってる。もう1週間経つけど、言わずにはいられない。大谷すごい。すごいよな大谷。もう2023年の漢字は「翔」に決まっちゃったね。
なにがすごいって、これ奇跡じゃないのよ。順当な結果なの。一番すごい選手がいる一番強いチームが全試合で勝利して優勝した。つまりどういうことかというと、とてもすごいということです。
長嶋茂雄の天覧試合ホームラン、
王貞治の756号、
バース掛布岡田バックスクリーン3連発、
ナゴヤ球場10.8優勝決定戦、
山井ー岩瀬の完全試合リレー、
田中将大24勝0敗1Sの胴上げ投手、
そして北京オリンピックのGG佐藤、
どれもその時点ではすごい出来事だった。
しかし2023年3月末、現時点では大谷翔平が過去のなによりも一番すごい。大谷翔平は全ての最高値を更新した。いや知らんけど。うん。
彼こそが野球の最高到達点、金字塔だわ。到達?到達なのか変異なのか、なんなんだろう。でもこれだけの歴史と数多の競技人口という母数の中から登場したんだから、変異じゃなくて到達だよな。この世界が大谷を産んだんだよ。やるじゃん、世界。
すごいすごい言ってたら今度はドバイでウシュバテソーロが勝っちゃったよ。いやテソーロって。
なにそれ。北島三郎の馬がG1勝ちまくって賞金王になったり、ウマ娘が流行ったり、広島カープがセリーグ三連覇したり、ワールドカップでドイツとスペインに勝ったり、日本人がミランで背番号10つけたり、Mリーグとかいって麻雀がマナーの良いチームスポーツになったり、そこで萩原聖人が打ってたり、もうこの10年、信じられないことばかりです。
だってマチカネタンホイザが人気あるんだよ。マチカネタンホイザの痛車ってなに!?どういうことなの!?頭がおかしくなりそうです。そりゃあ馬券も当たりませんよ。