母父トニービン

明るいところで読んでね

da-bi-maketa

最近YouTubeの「曲当てクイズ」みたいな動画で出題される曲をそもそも知らないことが増えた。「え?なんだろこれ、うーん、聞き覚えがあるような気もするけど……」と思っても答え合わせで「ズコーッ!全然知らなーい!」てなるもん。体感3割しか知らない。いやー歳をとったね。

歳をとるというのがどういうことかというと、「最近の音楽がわからなくなった」ではなく、「最近の音楽もわからないが、べつに10年くらい前も当時の曲がわからなかったので今更どうということはない」になってしまうことです。

 

歳をとったので10日前のことを昨日のように話すんですけど、Mリーグファイナルの最終日見ようと思って家に帰ってパソコン点けたら最終戦のオーラスだったよ。なんでやねん。いやここは人生経験を活かして、前向きに「よかった、間に合った」と捉えるべきだろう。

っていうか今もう家に帰ってテレビ点けないでパソコン点けるのね。「テレビ点ける」のジェスチャーはリモコンピッだけど、「パソコン点ける」のジェスチャーってなんだよ。しかもパソコンなんて電源入れただけじゃ壁紙しか映らないからね。不便な世の中になったもんだよ。

ほんで優勝したアベマズは多井隆晴が打ってて、「そりゃ最後に多井が打つのが一番納まりがいいんだろうけど、そこは松本だろうよー、なぁ、多井?」と思って見てた。

 

表彰式の多井のコメントよかったなぁ。

「もうプロを辞めようと思ってた時に拾ってくれた藤田監督に恩返しができた」

「今が一番幸せ」

「次は最終戦に自分以外の人に打ってもらって優勝したい」

「Mリーガー全員を応援して下さい」

多井にこんなん言われたらおめでとう以外に思うことないっつうの。

っつっても昔俺が見てたモンド杯に多井はいなかったし、RTDリーグは見てないしで、Mリーグが始まった当初は多井隆晴をよく知らなかったんだよなぁ。でもなんかいろいろ見てるうちに、この人は麻雀界を背負ってるなーと思って好きになっていった。

 

近藤誠一も選手辞めて監督やるってよ。ほんでジャパネットたかたが新チームで参入だってよ。わけのわからんことになってきた。ここまで来たらホリエモンも選手権監督でチーム持てばいいのに。

 

 

ダービーはメタルスピードとハーツコンチェルトから買って外しました。松山が2着にもってくれば大勝利だったのにちくしょう。

スローペースの競馬ってなんでこんなにつまらないんだろうね。ここまで凡戦になるダービーも珍しい……いやいや、何年かに一度はこんなダービーあるか。今年がその年だったね。

 

でも、キタサンブラック産駒が1番人気で、ドゥラメンテ産駒は落馬して、勝ったのがサトノクラウン産駒ってなんか面白いなぁ。10年くらい前に競馬を見始めた人はたまらんだろう。いやドゥラメンテのファンの人は楽しくないかもしれないけど。リアルスティールは何やってんだよ。

そんで2番人気だったほうのキタサンブラック産駒はレース直後に心不全で死んだ。競馬は馬が死ぬんだよ。そんで馬の死に際にスマホのカメラ向けて「ほら、こんなにかわいそうなことに……」ってSNSにアップするやつが大勢いて、そういうやつの入場料や馬券の売り上げからレースの賞金や開催費用が払われて、その賞金で関係者は生活して、そうして競馬は成り立ってるんだよなー。

 

そして私が出資していたキタサンブラック産駒はデビューできないまま引退することがダービーの前日に決まりました。

あの馬はこの後どうなるのでしょうか。牝馬なので血統的に価値があれば繁殖牝馬になる可能性もなくはないけど、骨が弱くてデビューできなかった馬なのでどうでしょうね。どっちにしても、馬個体の価値云々ではなく、血統的背景で未来が決まるわけです。

 

そしてナイスネイチャも死んだ。死んだことがニュースになって伝わってくる時点でもう全競走馬の上位0.01%の存在だ。SNSで何日も前から「いよいよ最期が近い」って拡散されてたもんなー。

オグリキャップの競馬ブームの後に「勝ちきれないが故に愛された馬」としてファンを増やして、ワイド馬券が発売される時には広告塔になって、後にウマ娘の人気キャラクターになって、クラウドファンディングで何千万円という大金を集めて、本人が幸せだったのかは知らんけど、多くの馬を少しでも幸せな環境に近づけたのは間違いないわ。すごい馬だ。

 

そうそう、むらさき賞は例年通りに人の予想にまる乗りしてスッた。一体毎年何をやっているんだろうか俺は。

まあ孫悟空も他人に教わった技ばっかり使ってるし、努力して自分で技を開発してるベジータもピッコロもそんな悟空には全然敵わないし、人間そんなもんなのか。