この間のしくじり先生が面白かった。
テレビドラマのキャスティングの話で、例えば会社ものなんかだと課長・係長あたりから上は連続ドラマ1作につき1人しか枠がなくなる上にそのくらいになるともう実力派ばっかりだから、ある程度以上の年齢になると俳優は大変なんすよーということを野村なんとかっていう中年の俳優さんが言ってて、さらにそこから話が膨らんで小野なんとかって初老の俳優さんが話した内容がいい。
「ぶっちゃけると俺は平泉成と役どころが重なるのでめちゃめちゃ商売敵なんだけど、演技はやっぱり認めちゃうし不思議な親しみを感じるところもある。ただ、そう思えるのはどちらも一定量以上の仕事をやれているからなので、自分がやれていないとひたすら嫉妬してるかもしれないんだけどな」
なるほどなー。なんかそういう、仲良くないけどわかり合えるみたいなやついいよね。ヘビーなオタク同士感じ合うところがある、とかそういうのも同じことだよね。
お互いをよく知っているベテランブロガー同士だからこそ意見をぶつけ合える、そういう相手がいることがブロガーとして最大の悦びであり財産だぜ、という人もいるらしい。
今んとこ俺はブログに限らずそういうの別になさそうだけど。あーでも競馬番組でキャプテン渡辺が馬券買ってるのを初めて見た時に、うわーこれは相当やってる人の買い方だな、競馬番組にこういう人がやっと出てきたか、と感じた。
ずっと広島に住んでる西武ライオンズのファンがいたら何か感じ合えるところがあるかもしれない。まあ広島県全体のカープ熱と埼玉県全体のライオンズ熱はだいぶ違いそうだけど。はなわの埼玉県のネタにも「西武はあんまりファンじゃない」ってあった気がする。旭川にもカープファンはいるんだもんな。
っていうかもうあれだよね、ジョンソンで勝てなかったら仕方ないって思えるのがすごい。野村は抑えると「おっ!野村!」って思うもん。もう7勝だってさ。
ジョンソンはあと3年いてくれるらしいけど、石原もあと何年やるかわらないのに大丈夫?無理してない?フロントになんて言われたの?交流戦5割でガッツポーズするチームだよ?両手ガッツポーズだけどいいの?と感じてしまった。
そんで俺は"やっぱ野球はピッチャーだよなー"派なんだけど、大谷すごすぎるだろ。163km投げといてクリンナップ打つなんてこんなの漫画だろ漫画。どうなってんだよ。今日はなんとかなったから良かったけど。
打席に立ちたいから今度DH解除するとか、「野球」というこれだけ日本でやり尽くされて人生や社会の訓示として昔から例えに挙がるようなスポーツのしかもプロの世界で、数字の更新や珍プレーじゃない"史上初"がまだあったのかよ。信じられん。
頑張ってなるべく未来の世界を見るぞい、っつって必死で長生きしてきたお年寄りなんか絶対喜んでるだろ。これ本気と書いてマジの「生きててよかった」だろ、この時代にプロ野球でそんな喜ばせ方できるのね。すげーわ。日ハムファンもっと調子乗ったほうがいいよ。いいけど明日からね。必死で長生きってなに。死ぬ気で、のほうが面白かったかな。
あと中田はバット振るだけで怖い。振るなよお前。怖いから。モーゼもパッカーンかよ。
これと一緒。
若い競馬ファンは「昔の馬は個性があって面白かった・・」とオールドファンに聞かされうんざりした経験あると思うがご安心あれ。ゴールドシップのような馬は昭和にもいない。気紛れエリモ ジョージも裸足で逃げ出す。どうぞ、ゴールドシップを知らない未来ファンに自慢してやって下さい。
— 赤点 (@phirok1) 2015年12月27日
ところで完全試合って今んとこ槙原が最後だよね。だいぶ前だけど休日の午後にテレビ点けたら槙原がその試合でとったアウトを、1番誰それ、ショートゴロ、2番誰それ、えーと、見逃し三振、みたいにひとつひとつ順番に答えてて、すごいなそういうの全部覚えてるもんなんだなーっつって面白かったけどすぐチャンネル変えた。
少し経ってまたそこにチャンネル合わせたら、出題に対して槙原と定岡が同時に答えてそれが揃ったら偉いですねみたいなクイズやってて、「最終問題です。9回裏、ツーアウト満塁、さて、カウントは?」ってのに対して二人ともすげー真剣な表情で「ツースリー!」って答えてて、なにこの番組、と思った。
なに全部読んでんだよお前ヒマかよ。