母父トニービン

明るいところで読んでね

なんーぱせんのーようにー

今日はアルジャーノン読んでない。時間がなかった。読みたかったのに、なんで読めないんだよ。落ち着いて読む時間がなかったから諦めた。

 

カミーユ「読みたかったのに、なんで読めないんだよー!」

シャア「時間がなかったのだ」

 

今年の夏はZガンダム全部観たよ。ほんと面白かったー。カミーユの声なんであんなに最高なんだろ。カミーユシャアブライトアムロシロッコハマーンとかこのアニメほんとオールスターだし毎回毎回話の内容が濃い。

なにが面白いって、あのー、話が違うんだよ。初代ガンダムの最後にカツレツキッカがアムロを導いて、ニュータイプは人類の革新として希望的な感じで終わったじゃん。Zでこんなことになるなんて話が全然違うよ。なんでハマーンに拒絶されなきゃなんないのよ。ロザミアなんか最初ギャプランでまあまあ敵らしい敵だったのに、後半はカミーユをぶっ壊すためだけに登場してくるからね。ボーッと生きてんじゃねえぞゲーツキャパ、令和の百姓一揆が始まる!っつって。あの困り始めるととりあえず頭痛が起こる強化人間あるあるがワンパターンすぎてすごい。おじいちゃんが言ってたよ。水戸黄門はいつも45分に印籠が出てくるんだよって。それと同じ。あのへんから畳み掛けるようにカミーユが壊れていく感じがなんていうか、なんだろ。なんだろうなー。ジェリド死んだ後とかもう、悲しいとか哀しいとかを超えて、すごい。ラストシーンも手で顔を覆ってるファ見たらちょっと泣いちゃうよね。改めてあれこそがアニメ史に残る「衝撃のラストシーン」だと思わされたわ。

昔見た時は最後のほうで超能力合戦みたいになってくのがどうしても納得できなかったけどなんか今回は割と受け容れられた。むしろなかなか悪くないと思った。あとウォンさんへの見方が全く変わったなぁ。カミーユを修正するシーンとかなんなのこのおじさん腹立つわーと思ってたけど今見るとあれ完全にカミーユが悪いもん。「暴力は・・・いけない・・・ガクッ」っていやどの口が言うとんねーんって笑っちゃったよ。

そんでまあほんとに音楽がいいよね。これがZガンダムの空気という感じ。昔は主題歌がぜんぜん好きじゃなかったから前にガンダム大投票で1位になった時はなんでやねんと思ったけど今回でけっこう好きになった。森口博子もずいぶん難しい歌でデビューしたもんだね。それだけ期待の逸材だったのだろうか。

今回一番印象に残ったのはダカール演説の次の話でカミーユと宇宙に上がる時にシャアがニュータイプについて語るとこだなー。あそこまではニュータイプが希望の存在だったのに。話が違う・・・。あと「君を笑いに来た」もよかった。やっぱシャアの物語なんだよガンダムは。

逆襲のシャアも見たからそのうちF91見よ。ZZはマシュマーが死ぬとこだけ見たい。