元スーパーカーのいしわたり淳治のブログがいいんですよね。なんか読んでて心地良いというか。ブログ?ブログではないか。コラムか。
余計な言葉がないからかな。といって削ぎ落とされた感じの文章でもない。情報もあるし情緒もあるし主観もあれば客観もある。長くないのもいい。長くないのがいいのか。
あのーあとあれだわ。プロフィール写真と文体が完全に一致してる。これはでかい。一時期のバナナマン設楽とか宣材写真と芸風が全く合ってなかったもん。
いしわたり淳治のWORD HUNT | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
あの人SMAPの作詞もやってたよな。SMAP?SMAPってなんだっけ。外国のなんかの条約かな。あとYAZAWAの作詞もやってた。GOURIKIのあれもそう。どんどんスーパーカー最高論が補強されてくじゃないですか。
ドラゴンボールの人造人間のとこ読んでんだけど、俺がベジータの何が好きか改めてわかったような気がした。
「オレが一番気に入らないのは人造人間なんかじゃない、カカロットだ」とか「オレは地球人やナメック星人と手を組んで闘うくらいなら、一人で死んだほうがマシなんだ」とか平気で言ってんだもん。すごいわ。
だってこんなんわざわざ言わなくてもいい台詞じゃん。それをあえて言わせてるってことは本当に根っからのベジータ様なわけだよ。今じゃツンデレ王子とかいう意味不明な枷を与えられてしまったけど、やっぱ中二病とかいう言葉が現れるより前の、崇高な存在だわ。
あと目覚めた17・18・16号が最初に行動をするときに「孫悟空を殺す」という目的の確認から始めて、そこからちゃんと3人で移動するのを見て、社会人はこうあるべきだと感心させられた。
あとクリリンが「なあ、仲間だろ?」って言ったらピッコロが「仲間だと?調子に乗るな!この俺がいつお前らの仲間になったんだ!」っていきなりキレるのとかすごいわ。ドラゴンボールの登場人物って手段の目的化があんまりないね。
フリーザ編はサイヤ人編の延長だけど人造人間編でまたガラッと内容が変わるからほんと面白い。けっこう忘れてるとこもあったりして普通に楽しめる。16号対セルのワクワク感すごい。すぐ終わるけど。
そっかセルは未来から来たんだったな。初めて読んだ時はあの苔の生えた宇宙船の写真でえっえっなにこれなにこれってなって、吸収された街の人々の服だけ残ってるの見てやばいやばいやばいなにこれなにこれってなって、現れた気持ち悪いやつがいきなりかめはめ波撃とうとしてきてなにが起きてんのなにが起きてんのこわいこわいこわいっつって漫画として最高の流れだったわ。
そんで漫画読んでて思ったんだけどこれ17号の声優絶対合ってないよな。まあ一番合ってないのはフリーザだけど。子供の頃アニメで初めて登場した時はひっくり返ったもん。ポ、ポロリの声だ……って。あの衝撃は忘れられない。そらベジータも闘う気なくすわ。
ツールはポガチャル強すぎてなにもする事ない。
さすがに夜中のレースの最後までそうそう見られないし、そうなるとゴール見ないで途中経過だけ見てもなぁ、ってなかなかテンション上がらないのに、最初の1週間でほぼ結果見えちゃってもう大変なのです。
今年のツールドフランスの何がすごいって、みんなもう初日のあの観客を忘れてるのがすごいよ。あーなんかそんなやついたね、そんなことよりキンタナもう一踏ん張りがんばってほしいね、みたいな。あれ覚えてんのレースに興味ないやつだけでしょ。
最終日の翌日が休みだから、頑張って起きてパリのカヴェンディッシュが見られればまだラッキーなのにね。