なんか思ったんだけど「Hi-STANDARDを聴いて育った」という事実が俺の中に存在することによって、すごく自信を持って生きていけることに気がついた。やば。なにこれ。
だって全部彼らに教わったんだもん。何をかって、何もかもだよ。何も迷うことはない。ありがとう。もうとっくの昔に俺インストールされていたんだよ。うひょー。大人になってダウンロードファイルを探し回る必要なんてなかった。幸せの青い鳥みてえな話だな。
なにかひとつ間違いのないものを持っている、というのはこんなに強いことなんですね。世界に対して胸を張れるやん。素敵やん。船が鳴らすやん。それって、汽笛やん。
ということで自信を持って大穴ヘリオスから買ったらフェブラリーSは外れました。ありがとう。
まーしかしG1で1番人気確実な馬にテン乗りで、横綱競馬できっちり勝たせるなんて、坂井瑠星ももう勝てる騎手になったなぁ。初G1からまだ半年経ってないのに3勝目だよ。福永引退で宙に浮く100勝のうち、1/3くらいごっそりもってくかもしれん。
坂井ってなんかシュッとして年配の女性からすげー人気ありそうな顔してるから、馬主の奥さんとかにめっちゃ気に入られてそうだよな。なんかこう、角の立たないハンサムというか。対義語はもちろん池添です。
負ける筈のないモズアスコットで京都のオープン負けてた頃が懐かしいわ。やっぱり調教師がそういう経験させてきたのも活きてるんだろうか。調教師は調教師で連闘で滑り込み出走した安田記念をしっかりルメールで勝ってるから、馬主にも損させずに結果的に三方良しみたいになってるし。そう持っていった矢作が一番すごい。これが有能ということ……!
ほんで田中博もG1トレーナーになっちゃったし。あいつまだ30代じゃねえの。それもゴドルフィンの馬で勝っちゃって。レモンポップをまる1年も休ませちゃった時期は大変だったろうな。すげえな。シルクメビウスも喜んでるよ。そしてわたしの出資馬もよろしくおねがいします。1頭目は脚元が弱くてうまくいかなかったのでその分まで頼んます。
エフフォーリア引退しちゃった。
なんか電撃引退みたいな見出しだったけど、京都記念で先の見込みが立たなかったら、っていうのはあったんだろうなぁ。時期的にも。
あんなに強かったのにね。競馬はわからん。だって、あんなに強かったんだよ?甦れ!甦れブライアン!がどれだけすごい競馬だったか改めてわかるような気がするよ。その次の天皇賞でサクラローレルが差し切って、「は?」ってなるのまで理解できそうだ。
横山武史泣いてたよ。競馬ってこういう風に成り立っているんだなー。騎手はレースで馬をしばくことしかできなくて、馬を降りれば最後は見送ることしかできない。自分の悔いは抱えるしかないし、それを晴らすチャンスが来るとも限らない。
そして俺に金は返ってこない。いやダービー、天皇賞、有馬記念と当ててるからこの馬に関してはさすがにプラスだろう。全部堅いんだよちくしょう。でもチャンピオンホースでプラス収支なんてほかにいねえだろうな。
シンボリクリスエスーエピファネイアーエフフォーリアってすごいなー。すごいラインだと思うよ。ほんでスペシャルウィークとハーツクライが入ってるわけでしょ。すごいわ。シンボリクリスエスといえばルヴァンスレーヴ産駒はいつデビューなの?まだ来年なのか。
あと関係ないけど先月出資馬が稼いだからまた2歳馬に出資しちゃった。出資しちゃおっかなーっつって1頭決めるつもりで探すから、「該当馬なし」ってことがないんだよね。
こうして辞められなくなくなっていくのだろうか。1歳馬にルヴァンスレーヴ産駒いたらまた考えちゃうなぁ。おほほほ。
スラムダンク観た。
まあいい映画だったとは思うけどスラムダンク世代の俺には全然納得できないところがいくつもあるし、
でも作者が一生懸命携わって完成させた作品としての出来栄えは物凄く良かったと思うし、
実際に何度もウルッと来たし、
とはいえ別に俺はスラムダンクが大好きなのであって井上雄彦が好きなわけじゃないし、
まあそもそも2時間でスラムダンク描こうとするのは無理があるからいろいろ仕方ない面もあるけど、
いや仕方ないじゃねえんだよ俺の青春の作品が仕方ないで済まされるなんてことはねえんだよ、
でも「体育館の中」というあの室内競技の空間がすごく感じられて懐かしかったし(テレビ中継とかだとそういうのあんまり感じない)、
バスケの大会あんなんだったなぁ試合が止まる度にコート脇で待機してる他の学校の生徒がモップで床拭くのとかあったなあとか思ったし、
あそこと三井寿が不良時代にこっそり湘北の試合を観に行ってたところは完全に蛇足で最悪だったし、
魚住が出てくるはずのシーンも完全に塗り替えられてて最悪だったし、
宮城リョータと三井寿が過去に出会って1on1やってたシーンもガンダムオリジンとかによく見られる後付けのクソシーンだったし、
でもリョータがかつて兄貴と過ごした洞穴でうおおおおおおおおおおおって泣くところはなんかすげースラムダンクっぽかった、
あとなんかみんなめっちゃリアルにバスケをやってるから桜木花道だけ「マンガの世界の住人」って感じで浮いて見えたし、
あと桜木花道が背中痛めた後に交代するしないのとこで安西先生が「一生後悔するところでした」って言うけどいやお前もうこの時点で一生後悔しろよ学生育てるのに向いてねえだろって思っちゃったし、
その後にやっぱり桜木花道が交代で出てくるとこでは特に止める素振りもなく静かに座っててすごく「漫画の都合感」があったのもリアルに描かれてる弊害といえば弊害なのかなぁと思ったし、
まあ20世紀に流行った漫画の内容なんか知らない人も大勢これ観に来るだろうから誰にでもわかり易く作ったと考えればこれでもいいんじゃねえの、
いやだからそういうの頭では理解できるんだけど俺の心が絶対に納得しねえんだよわかるだろお前、
もうよくわかんねえからとりあえず深い仲じゃない人には「イイエイガダッタネー」て言っときゃいいわ知らねえ、
とか頭の中で句点がつけられないままなんですよ。もうよくわかんねえからぼっちざろっく観てる。