母父トニービン

明るいところで読んでね

ラフレシアが怖かった

この前バスが好きって話をしたんだけど、男って大体みんな子供の頃は乗り物が好きじゃん。でもこのワールドワイドウェブのインターネットでは「大体みんなこうじゃん」なんて言うといやそんなことはありません現に私が子供の頃はですね同じクラスの子もですねって始まっちゃうからあぁそうですねじゃあその話終わったら起こしてもらえますかって思うんだけど、なんかジャポニカ学習帳の表紙が植物だけになるって聞いて、えー絶対植物のほうが気持ち悪いんですけどーって小さい頃ダンゴムシしか友達がいなかった俺は思うんですよ。

 

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この写真でも気持ち悪いと思うもん。特に右の黄色いほう。

 

植物で何が一番気持ち悪かったかってハエトリソウとラフレシアね。そりゃコオロギ裏返したら絶対そっちのほうが気持ち悪いけどわざわざそんなのは表紙にする本はなくて、一番デカい花だからってんでラフレシアはよく表紙で見かけた。あー気持ち悪い。いや今はもう違和を感じるくらいでそんなでもないけど。かっこいいでしょ、違和を感じる。ハエトリソウは今調べたらやばかった。ぞわってなった。うえー。どっかでハエトリソウの表紙も見たことある気がするんだけどそんなの本当にあったのかな、いやーさすがにないだろ、あったとしてもそれ何か別の本なんじゃねえかなーっていうかどうでもいいわその話。とにかくラフレシアが表紙のやつは確実にあって、俺は嫌だった。

表紙が昆虫の写真だと気持ち悪いって感じる人の割合がどの程度か知らないけど、自分が気持ち悪いと思ってるものを見たんだから気持ち悪いと思えばいいじゃん。鳥肌立てばいいじゃんか。そんで「気持ち悪っ」て言えばいいじゃん。そこで終われないもんかね。それ見たせいでうちの息子がもう3日も食事をしてないザマスってんなら話は違うけど、苦手なものやトラウマができたからって今後の心身の成長や社会との繋がりを大きく阻害されるわけでもないでしょ。俺が/私が嫌なものは消えてほしいって誰もが思うことだけど、それがもし叶ってしまったらマズいことでもあるじゃん。

俺子供の頃は家でゴキブリ見つけたら新聞丸めて「やっつけろー」くらい全然平気だったのに高校あたりからかな、全くダメになって、今でももし台所で見てしまったら3日くらい台所に近づけないのね。これもう一生治らないだろうしむしろ悪化してるようにも思う。そんで例えば電車とかで近くの人がゴキブリの話してたりすると意図しなくても耳に入ってくるじゃん、それで勝手にテンション下がったりイライラしたりするわけ。でもそこで「止めろ!」とか叫ぶわけないし、じっと耐えるかウオークマン聴くしかないし、俺ああいうの全部ウオークマンって言うから気をつけてね。そこ突っ込まないであげてね。

ジャポニカがそういうのいろいろ鑑みて昆虫の表紙をなくす判断をするのは別にいいんだけど、文句言う意味がわからん。文句を聞く企業があるから文句を言うのかね。文句言うやつなんなの、という俺の文句。もし表紙を植物だけにすることで学習長が前より売れるようになったらそれはひとつの正解といえば正解だし文句聞いてそれを取り入れた企業も正解となってまた何とも言えなくなるところがねー、ミソだよね、この話題の。よくできてるよ。

 

ドラえもんで「どくさいスイッチ」っていう、人の名前言いながらそのスイッチを押すとそいつが消えてしかもみんなの記憶からも消えるというヤバい道具の回があって、終始機嫌の悪いのび太くんがそのブツを手に入れてしまって案の定どんどん周りの奴らを消してくの。最終的にドラえもんも消しちゃってヘコむのび太くんを見ながら当時子供の俺は「これ最後のオチはどうするんだろう」なんてことは思わずに純粋にただ怖いなぁなんて思ってたら、結局あとでドラえもんが出てきて「消えろとかそういうこと言うやつをヘコませて懲らしめる道具なんだよこれは」みたいなことを言って俺はなにそれどういうことみんな消えたんじゃないの意味わかんないって何か変な感じで終わったんだよね。

それ使って幸消えろ小牧消えろ岩田消えろってやってけば先週買ったニホンピロアワーズ単勝を換金できるんじゃねーかなんて考えながらこれ書いてて気付いたのは、なんか微妙なオチしかつけられなかったのにこの道具の回を発表したのはやっぱり作者が言いたいことがあったからなんじゃねぇかって。藤子どっちか不二夫さんは人間みんな嫌な物事あるけどそんなに人に向けていろいろ言わずに許してやれよって思ったのかもしれないなーと。もうブログのタイトル「考えすぎや」に変えようかな。

 

1行目に書こうとしてたことに話を戻すと俺も小さい頃は電車が好きで線路を跨ぐ歩道橋の上から電車が通る度に手を振ったりしてて、車掌さんがそれに気付くとフワーンって警笛鳴らしてくれてそれを聞けば自動的にSun will shineってな感じで世の中の働く大人が俺に気付いて反応をくれることが嬉しかったなぁって。今そういうことに警笛鳴らしたりしたら怒られんのかねってことを最初は書こうとしてたしジャポニカの話はする気無かったのに、文章書き始めるとなぜか他のことをいろいろ考えちゃって気付けばもう遠いところまで来てしまった。まぁ最初に書こうと思ってたことを結論までしっかり書けたのなんて20回に1回もないしまぁいいか。普段俺が喋ってる時はこんな話つながってるような飛びまくってるような意味わからん感じなんだろうな。

あとジャポニカで中のページが全部真っ白のじゆうちょうってやつ、何も書いてないやつなんか誰も欲しがらないし作っても絶対売れないからそれやめたほうがいいですよってノートの会社に教えてあげたほうがいいよな、と小さい頃思ってた。