春ってなんか、あーあ春なのに何やってんだろう俺、みたいな瞬間があるよね。そしてそんな気持ちを薫風が慰めてくれたりもする。行って来いじゃねえかよ。北風と太陽かよ。あれどう考えても最初から太陽が有利だと思うんだけどどうなの。それでいいの。ブログとか書いてるとこの話題についてあの人が書いてたなーと思い出すことがあって読みに行くんだけどそうすると自分の書いてるのが進まなくなる。まあそんなに進めたいと思ってるわけじゃないし適当に書いていってこんなもんかってとこで書き終わることが多くて、そんなことより港湾ストライキですよ。ストライキの日って末端の組合員とかは具体的に何するんだろう。天気よかったら普通に出掛けたりするのかな。そういえばヤクルトの古田はテレビ出て泣いてたけどあれがあったから楽天が優勝した時はどんなに嬉しかったろうね。ストライキやるならまあそれはしょうがないしがんばれーと思うけど、物流業はストライキ明けの仕事量がすごそう。そういえばコンテナという企画を統一したことによってなんとかかんとかみたいな本が面白いって誰かが書いてて読みたいなーと思ったまま結局読んでないわ。スーパーの卵売り場も統一してくれ。何でもそうだけどやろうと思ってから時間が空くとやらないことに慣れちゃうよね。ジョギングやろうと思ってもう5年くらい経った気がするけど、いやそれよりパリのノートルダム大聖堂だよ。civilizationではまず建てないけどナショナルエコノミーメセナではあれ建てられてぶっちぎりで負けた。ここんとこ十字軍の本読んでるからキリスト教徒はショックだろうなーと強く思う。日本でいうと法隆寺と東大寺と東京タワー足したくらいのもんだろうか。我々埼玉県民に当てはめようとしてもさいたまスーパーアリーナくらいしか思いつかない。とんでさいたま見てないけど埼玉県民と東京都民で笑うタイミングが全く重ならないらしいよ。ははは。笑ろとけ笑ろとけ。ねえねえあの映画見た?埼玉の人はあれ見てどう思うの?とか訊かれるの気持ち悪いから観ない。この属性の人はこの件についてどう感じるか、を相手から引き出そうとするの気持ち悪いよね。他球団のファンが今年のカープをどう思うかとかぜんぜん知りたくない。これで膿を出し切ったと思いたいねーなんてのはせいぜい最初の3カードまでで、プロの競技として締まった試合がほとんどないからこれはもうしょうがない。この3年のカープは時にそういう試合運びになってしまう相手に対して勝ち切ってきたからよくわかる。チョーさんもぜんぜん打ってくんないし。こうなるとファンのほうも今年はちょっとお休みかなっつって観に行かなくなるよな。俺も別に強かったから応援してたわけでもないので見られる時は普通に見てるけど、この3年の平均よりもテレビを消すタイミングは早いと思う。
裏表ルメール
俺は皐月賞が滅法得意なので、サートゥルナーリアとヴェロックスの頭からダノンキングリーを絡めて3連単を当てた。でも単勝しか取れなかった去年のトラウマがあったから3着を手広く流しちゃったんだよね。
まず競馬で勝つためには的中を目指すわけだよ。そこへ向けてまず予想をしてから買い目を考えてゆくんだけれど、どんなに手広く買ったところでレースが決着する組み合わせは1通りなので、どうしても的中が欲しいと無理をすると点数が増えて、ヒモ荒れは拾えても本線で決まった時に結局勝ち切れないことがあるんだよ。
なんなんだよ競馬。めんどくせえな。まあ勝とうと思って競馬やってない節もあるしなー。勝負事に勝つことが最終目的ではなく、技を磨いて人格を高めることにのみ意味を見出す終わりのない鍛錬、という意味では武道みたいなもんだよね。
柔道はオリンピック金メダルが決まったら両手ガッツポーズして監督に飛びつくけど、俺は皐月賞が確定してもガッツポーズはしなかったもん。
もう道中の位置取りからあらいいですねぇって感じで、サートゥルナーリアはもう完全に余裕で外目を走ってたからヴェロックスがどこまで残せるかなーと思ってたら直線でサートゥルナーリアがあっさり並んできて、あーあ固いほうだわと思ったけど意外と接戦でゴールした。
レース後にその場でオッズ調べたらガチガチ決着にしてはまずまず悪くない配当で、まあこれなら充分かなぁと思ってたら審議になって1-2着が入れ替わる可能性が出てきて、もしそうなればそこそこ跳ねるからホップステップで踊ろうかと映像を見てたら、え?この程度で審議なの?って感じにも見えた。
またファンがうるさいから形だけは審議にしとく感じだろうなー、大レースだし、と思ってたらだいぶ長引いて、あれこれマジで降着あるのかしらと思い始めるとなんか不思議と悪質タックルっぽくも見えてくるんだけど結局そのまま確定した。なんだったんだよ。わざわざガッカリさせんなよ。
まあヴェロックスの単勝を買うか迷ってやめてたから最悪のケースは免れたということにするしかない。こうやって競馬で心・技・体が高まってゆくんだな。そういえば川田はミッキーアイルの時もやられてた。川田のコメント聞きに行く人どれだけこわかったろうね。
あとアンカツが「G1なんだからあれくらいは必要」みたいなこと言っててマジでうるせえと思った。
吉田豊が復帰初勝利したとかで、ハーグリーブスって馬名を聞いてあーあのサッカーチャンピオンズリーグ決勝で決めたやつ!と思ったけどそれスールシャールだった。スールシャール今ユナイテッドの監督やってんだよな。確かベッカムと同じくらいの世代だったかな・・・と思ったけどべつにベッカムの歳もわからん。
ポップにセンスを歌おうか
俺がボカロ聴き始めたのは2010年の秋頃で、マトリョシカやモザイクロールなんかが流行っていた。らしい。俺はハロ/ハワユからそろっと入ったのでシーンの最先端など知る由もなかった。
どこかの動画で「今年のボカロはハチ、DECO*27、wowakaの三強だね」といったコメントが流れてくるのを見て、へぇーそうなのかーとそれを素直に信用していた。その頃にはもうsupercellのryoはメジャーデビューしていたのかな。
今スマホで「でこにーな」から変換できてびっくりしてるんだけどそれは置いておいて、当時ハチはまだ10代だっていうし、wowakaも20歳だとかって聞いた。どこからそんな情報が出回るのか、今思うと謎だ。
ハチは有名になるべくしてなったと思えるけど、もしかしたらwowakaはボカロがなかったら世に出ていなかった人なのかもしれない、と勝手に思っている。この人の発想をDTM・ボーカロイドの歌以外の組み合わせできっちり表現できたとはちょっと考え難い。
ハチも「『ボカロっぽい』という感覚を最初に定着させたのはwowakaだと思う」というようなことを言っていた。曲も詞も歌も絵も無機質ならもうwowakaの字面さえもなんとなく無機質に見えてくる。そういえば知ったばかりの頃は女の人なのだろうかと思っていた。
ボカロ曲といえば歌ってみた動画がつきもので、好きな人はそういう動画を巡って様々な人の歌声でひとつの楽曲を長く楽しめたりもする。俺もボカロの曲を聞き始めた頃はまだあの機械的な声質に馴染めなくて、歌ってみた動画を探して聴いていた。
でもどういうわけかwowakaの曲だけはボカロ歌唱以外受け付けなかった。例えばローリンガールのサビ「もう一回、もう一回」は文言だけ見ると人間が歌ってこそだろうと思えるけれど全くそうではなく、逆に人間の体温が混ざると曲の雰囲気が損なわれてしまうような感触さえあって、いつも原曲を聴いていた。あぁ、だからヒトリエは聴かなかったのかもしれないな。
ミクの無機質な声から、突然wowaka本人になったボーカルは僕には受け入れ難いものだった。それに、ネットの世界の、言うなれば2次元の様な存在だったwowakaが現実に飛び立つのが嫌だったのかもしれない。
ライブを見た。相変わらず声は余り好きじゃない。ただ、ネットの世界から飛び出して、ネット時代の曲をかき鳴らすwowakaはとてつもなくカッコ良かった。
ボカロを一番よく聴いていた頃は今思うといろいろと上手くいかなかった時期で、現状が「おかげさまで今はいろいろ上手くいっています」と全て好転したわけでもないのだけれど、今振り返るとやっぱりあの頃は特にそうだった。
たまたま見かけてたまたまのめり込んでいった沢山のボカロ曲を聴いて、当時の俺は何かに浸っていた。例えば一人で洋楽を聴いて優越感に浸る10代と似た感覚で、どうやらオタク寄りらしいコンテンツを聴いて、20代の俺は狭い世界の内側で何かに浸っていたんだよ。
あぁちょっと泣きそうになってきた。バンド活動に移ってからは全く追いかけていなかったけれど、「あいつ、まだやってんだなぁ」と心のどこかでほっとすることも、もうないんだな。
泣きそうといえば、昨日のカープはマツダスタジアムでヤクルト相手に1-3から追いついてそのまま延長に入ったら中崎と中田が打たれて12点取られた。
先頭打者のヒットの後に松山のエラーがあって、菊池もエラー2つ、相手のバント失敗もあったのにそこから延々とヒットを打たれ続けて、中田は下手すりゃ野球人生壊れかねないだろうというほどだった。
四球と死球ひとつずつで12失点なんて信じられるかおい。実際に見てたのに今も信じられないよ。野球はどんなに殴られたところで試合を止めてくれるレフェリーはいないし、かと言ってそこからブルペンのピッチャーにまた肩を作らせるはずもない。これが今シーズンのハイライトにならないように願うばかりだ。
あー先に風呂入っときゃよかったなんて思いながら途中までダラダラ見てたけど、何点か取られたところでこれはちゃんと見なきゃなと思ってテレビに正対して、裏の三者凡退まで全部見た。しかしもう何も覚えていない。
今日は今日で岡田が初回に2失点して2回には1アウトも取れずに4者連続四球で降板、合わせて自責点6だってよ。そしてマツダで3タコ喰らったこのタイミングで、明日から横浜スタジアムだ。泣きたい。泣きたい時に笑いたいの。そんなわがまま疲れちゃうわ!
揺れる想いはマシュマロみたいにふーわーふわー
いやー令和ですよ。最初の一瞬読めなかったけどもうしっくりきてる。他の候補とかもう知りたくねえしネットの反応とかも聞きたくねえ。お前らの反応に一切の興味がねえよ。ただしMAD動画は許す。
いいかお前らこういう発表に対する反応は「ありがとうございます」だからな。しっくりこなきゃ外国行け。それか宇宙を開拓しろ。
なんかこう、自分の生活に近しい何かが自分の力の及ばないところで大きく変わるってあんまり体験することがないから面白いね。学校のクラス替えみたいな感じある。
そういえば平成になった時、夜に両親や近所の人達と一緒に提灯持って「天皇陛下、ばんざーい」って言いながら町内をうろうろしたなー。いや平成になった時じゃなくて即位した時かな。
子供だったから親に連れられるがままなにこれなにこれと思いながらやってたけどよく考えたらすげえ体験だよな。うわこいつやべえ家庭かよって思う人もいそう。まあそのへんの判断は読み手のお前らにお任せします。けっこうご町内のあっちでもこっちでもみんなやってたし明るい雰囲気だった気がするけどなぁ。でも子供は俺以外に見当たらなかったような気もする。
うちの親は昭和20年代なんだけど、そのへんから上の世代はやっぱ俺あたりよりそういうの断然強いんだろうな。いつだったか母親も「昭和天皇はねえ、みんなからすっごい人気あったんだよ」って言ってたし。いや言い方。人気って。まあ子供に説明するならそうなるか。その「すっごい」の言い方がうちの母親が最大級に強調する時の、ゆっくり頷きながら言うやつだったからなんか尊敬を集めてる感がめっちゃ伝わったのを覚えてる。
ところで昭和のそれも特に早めに生まれた男の人は上から順に昭一昭二昭三って命名されることが結構あったってやつ、昔は兄弟が多かったし個人のアイデンティティなんて考えも薄かったから名付けが割と適当だったってのも理由として大きいんだろうけど、なんか新元号を目の前にした今はわかるような気もする。単純に浮かれてんのかもしれない。まあ元号変わるくらいで浮かれるのもいいもんだ。
昭和から平成に変わった時は自粛ムードが凄かったみたいなことを前に今上天皇が言ってて、そういうの全然知らなかったからそうだったのかーって思ったけど、大正から昭和に変わった時はどんな雰囲気だったんだろう。若い天皇の誕生に沸いたみたいなことあったのかね。っていうか調べたら昭和元年って暮れの1週間だけだったんだ。
アルアインが大阪杯勝って、割と好きな馬だからまあいいんだけど、この馬が勝つようじゃだめだよなぁ、となんとなく思ってたのでだめだった。
だめだろー。なんていうか弱い馬じゃないんだけど、枠とか展開とか馬場とかあるにしたって阪神2000mで走れそうなメンバーがこんなに揃って全員アルアインに負けてるようじゃだめだよ。G1なんだから。勘弁してくれよなほんとに。
マテラスカイすげー。まあ前残りといってしまえば前残りレースなのかもしれないけど、世界の一流スプリンター相手にスタートから苦もなくついていってほんとに勝ちまで見えたからね。「おいおい・・・おいおい!」って声が出たもん。しかも後ろにも差させなかったし。
さすが武豊ですよ。ほんとに。トレイルブレイザーのBCターフしかり、キズナの凱旋門賞しかり、なんかそのー、勝ちにいく武豊ってやっぱ格好良いよ。なんだろうねこの感じ。岩田やデムーロみたいな感じじゃなくて、うおお!いった!っていう感じ。
アーモンドアイは強かった。軽々ですよ。次どうすんだろ。こんな馬になっちゃったら国内で使うレースなんかもうないよなー。ジャパンカップでウイニングランから帰ってきて柵沿いをゆっくり歩いて帰っていったのは、やっぱり国内最後の可能性を見ていたからなんだろうか。
昔ダイワスカーレットが有馬記念勝った次の年に「フェブラリーSからドバイWC、アスコットのプリンスオブウェールズ、BCクラシックと使いたい」みたいな日本競馬史上最高に夢のあるプランを描いたタイミングで故障して引退しちゃって呆然としたけど、あれからちょうど10年でまた新しい夢が見られてるんだもんなー。すごいなー。
だってこの馬の場合はもう「挑戦」って感じが全くしないもんね。「決めようぜ、世界最強。」に近い。エネイブルウィンクスかかってこいよ、なんだよビビってんのか?お?ってレベルだもんなぁ。競馬で国威発揚になってるかもしんない。