紫陽花って何なんだあれ。
花にしては変だと思わないか。
ミツバチ寄ってこねえだろあんなの。
あの花に見える部分はじつは花ではない、と聞いたことあるがよくわからない。
そーいえばちゃんと調べたことない。
何でもすぐに調べられる時代になったというのに。
いや過去に調べたことがあったような気もするけど覚えてない。
忘れては調べ、調べては忘れる。
そして輝く、ウルトラソウル。
本屋行ったら本がいっぱいあった。
こんなにいっぱいあるのかよ、と思った。
動物園は人間ばっかりだしYOASOBIは仕事ばっかりしてそうだけど、本屋は違った。
文庫本とハンターハンターを買った。
文庫本なのに1200円もした。
むしろ文庫本に1200円払ったことで「良い買い物をした(のであろう)」という満足感を得た。
書籍を購入する、という体験を買った。
YouTubeで楽器の演奏やらゲームの神プレイやら、自分の特技を見せびらかす人が多くいる。
テレビが中心だった頃は「番組が取材をする」「テーマに合わせた達人を集める」といった体で、頼まれて披露する形だった。
しかしYouTuberは自分で自分の特技を発表しているため、その表現方法によってはやや鼻につくことがある。
ただしムーンウォークやってるやつは全員尊敬する。
存分に見せびらかしてほしい。
先天性無歯症というものがあるらしい。
俺じゃん。
そんな名称あったんだね。
犬歯のひとつ奥の歯が1箇所欠損している。
たしか中学校の頃に判明した。
乳歯は普通に生えたが、永久歯が生えてこなかった。
乳歯は歯茎の中から永久歯が生えてくることで押し出されて抜けるが、中から生えてこなければそのまま残る。
乳歯は比較的柔らかいため虫歯になりやすく、また将来的に噛み合わせにも問題が出るだろうという話で、医師から勧められて乳歯を抜いてもらった。
本来永久歯がある場所は、今も空間のままだ。
別に呼吸しやすいとかそういうのはない。
また俺は顎関節症もあるので、大人になってからの一時期に食いしばりがひどくなった。
それで結局歯抜けの両隣の歯がダメージを受けてしまった。
抜いていなかったらもっと大変だったのかもしれない。
母親も同じ場所の歯が無いらしい。
いやなにを遺伝さしとんねん。
でも中学生当時にその話を聞いて、具体的な血の繋がりを実感できて嬉しかった。
いや歯が無くて嬉しいってなんだよ。
歯はあれよ。
大阪へ行った。
電車のアナウンスとかは普通に標準語だった。
もっと「次は〜〜、えーと心斎橋やったんちゃうかな、知らんけど」みたいなのを期待していた。
隣の座席の人からあからさまにスマホを覗かれた。
困りまんがな。
時間が余ったので、用事もないのにわざわざ十三に寄った。
清水健太郎が主演だったVシネマ作品『首領への道』聖地巡礼をした。
そこら中をヤクザが闊歩しているものと思い、曲がり角は特に慎重に歩いたが、それらしい人は見当たらなかった。
コンバトラーVもいなかった。
特に何があるわけでもないので完全な無駄足となったが、そもそもVシネマとかを観ること自体が無駄なので何の問題もない。
「十三に行ったことがある」というのがいつか大きな財産になる。
そーいえばステレオタイプな大阪人は見かけなかったなぁ。
都市部しか行ってないからだろうか。
閉店セールしてる店はあった。
あと駅に電車が来た時の発車メロディがめちゃくちゃうるさかった。
やっぱり一番興奮したのは、エスカレーターの並び方だった。
安田記念は混戦模様に見えたが、シュネルマイスターとセリフォスから買えば楽々当てられると思った。
3連単を買った。
1-2-3着の順番が違って外れた。
バーカ。