母父トニービン

明るいところで読んでね

大人ぶった下手な笑顔じゃ心隠せない

映画みた。

古くて有名なやつ。あのー、あれ?あの映画なんていう題名だっけ。子供が線路の上を歩くやつ。ゲームボーイポケモンに出てくるやつ。最後にスタンドバイミーが流れるやつ。ん?ああ、そっかスタンドバイミーでいいのか。初めて観た。

へ?スタンドバイミーって題名なのあれ。どういうことよ。少年時代の思い出達はいつも私の心の中にいる、そばに寄り添ってくれる、みたいなことかな。青山テルマかよ。

 

いい映画だった。誰と誰が兄弟なのか最後までぜんぜんわからなかったけど。あれアメリカの人達は誰が兄弟かって完全にわかるのかな。

主人公が一緒に旅した3人のうち2人とは大した理由もなくあんまり話さなくなったとか、いかにも思春期の入口という感じあってすごい。逆に言うと大して仲良くなくてもつるんだり旅したりできちゃうんだよね。気が合う/合わない、みたいなのが出てくる前なのかなぁ。

 

途中で「なんかこれ、あれだな、魔女の宅急便だな」と感じた。観終わった後に「スタンドバイミー 魔女の宅急便」で検索したけどインターネットにそういう感想は見当たらなかった。

なんかそのー、物語の最初と最後で主人公のスペック、たとえば身長とか知識とか筋力とかはぜんぜん変わってないじゃん。でも確実に何かが変わった感じ。不可逆なかんじ。街が前より小さく見える感じ。

「成長」ってほどでもない、「過ぎ去っていった」が近いか?そうなんだよ人生は過ぎ去ってゆくんだよ。それも大抵は過ぎ去ってから気づく。子供時代が過ぎ去って、思春期が過ぎ去って、青年期が過ぎ去って……。そりゃあ3点リーダーも使いたくなりますよね。

 

あとあれにも近いと思った。WOW WAR TONIGHTダウンタウンの浜ちゃんが歌ってた、当時めちゃくちゃ好きだった曲。間接的に魔女の宅急便WOW WAR TONIGHTが似てることになるけど、どのへんに類似点があるんだろう。

あれもやっぱり「何か過ぎていったもの」を歌っている気がするんだよなー。後半は全然違うけど。決して「あの頃に戻りたい」ではなく、今を生きている中でふと思い出す「あの頃」みたいな。初めて馬券を買って見たレース、みんな覚えてるだろう?

だから曲の最後に松っちゃんの「浜田と初めて会ったのは、小学校の時……」「こんなやつ絶対友達になるかい、思てたんやけど、まあー、どうしてか……」が入ってるのかもしれない。なんかこじつけっぽくなってきたな。

 

あと新海誠の天気の子で拳銃がなんかのモチーフみたいに扱われてたっぽいやつあったけど、あれもスタンドバイミーのオマージュみたいなところがあるのかな、と思った。

スタンドバイミーも、主人公が人に拳銃を向けることになんか意味が込められてるっぽいよね。

 

 

別日にシン仮面ライダー観たらつまんなすぎてハチ女のとこで見るのやめた。

仮面ライダーシリーズをひとつも見てねえから何も思うところがなかった。シンウルトラマンもそうだった。

綾波レイ寄りの女かと思ったらミサトさんとリツコさん足したくらいベラベラ喋るし、昭和感を意識したと思われるあの決め台詞が普通にダサすぎる。狙ってあの演出ならダサいは褒め言葉なのかもしれない。見てらんないくらい最高にダサかったぜ。

敵のコウモリ男もまあよく喋るし、銃で羽根を撃たれて深刻なダメージ受けちゃっててなんかきつかった。

そう、きつかった。とにかくきつかった。なんなら竹野内豊とシンウルトラマンの俳優が出てくるのもきつかった。お前はずっとバイト探してろっつうの。

そんでずっと我慢してたけど、結局のところ主人公の棒読みもきつかった。きつくない瞬間が1秒もなかった。劇場で見てたら俺どうしてたんだろう。ちゃんと最後まで見たのかな。

 

 

カープは10連勝で首位」とか書いたらすぐに負けて首位陥落した。だから嫌なんだよブログとか書くの。

○○○○○○○○○○●△●●でもう発狂しそう。

 

まーでもここ何年か感じてることとして、野球見るのってほんと疲れるよな。

こっちの攻撃が終わったら必ず相手の攻撃のターンが回ってきて、それを耐え切らないと次のこっちの攻撃のターンが絶対に回ってこないんだもん。

身勝手な話だけど疲れるもんは疲れるんだよ。敵が攻めてきた時にトラップカード発動とかできないもんかね。

言ってもまだ2ゲーム差なので頑張ってほしい。阪神はこれから死のロードが始まるんだし。